イーライ・ロスが偏愛、地獄の一夜を描く「ミュート・ウィットネス」リマスター版公開

イーライ・ロス、エドガー・ライトらが偏愛するサスペンススリラー映画「ミュート・ウィットネス」のデジタルリマスター版が、8月15日に東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国で公開される。配給はエクストリームが担う。

同作は「ファングルフ 月と心臓」で知られるアンソニー・ウォラーの長編監督デビュー作。1995年のカンヌ国際映画祭、サンダンス映画祭、トロント国際映画祭に正式出品され、シッチェス・カタロニア国際映画祭では最優秀作品賞にノミネートされた。

物語の主人公は、映画撮影でモスクワのスタジオを訪れた特殊メイクアップアーティスト・ビリー。声を出すことのできないハンディキャップを持つ彼女は、スタジオに閉じ込められ、助けを求めて誰もいないはずのスタジオ内をさまよう。そこでスナッフフィルム（実際の殺人シーンを記録した映像作品）の撮影が行われているのを目撃し、“地獄”のような一夜を経験することになる。

ロシアの女優マリーナ・スディナがビリーに扮し、フェイ・リプリー、オレグ・ヤンコフスキー、エヴァン・リチャーズが共演に名を連ねる。「スター・ウォーズ」シリーズのオビ＝ワン・ケノービ役で知られるアレック・ギネスが特別出演した。

YouTubeでは予告編が公開中。

※「ミュート・ウィットネス（デジタルリマスター版）」はR18+指定作品

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