フィリップ・ンとテレンス・ラウが「見てね!」、香港アクション「スタントマン」新映像
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入場者特典の「『スタントマン 武替道』リバーシブル・サムズアップ・カード」サンプル
香港アクション映画界を支えるスタントマン描く「スタントマン 武替道(ぶたいどう)」より、フィリップ・ンとテレンス・ラウのコメント動画がYouTubeで公開。著名人の鑑賞コメントも到着した。
アルバート・レオン、ハーバート・レオンが監督した本作は、売れっ子アクション監督として活躍するも、撮影中の事故でスタントマンを半身不随にしてしまったことにより、現在は業界を離れて小さな整骨院を営んでいる森(サム)を主人公とする物語。かつての仲間に頼まれ撮影現場に復帰した彼は、現代の厳しいコンプライアンスや俳優との衝突などさまざまな困難に直面する。主演のトン・ワイがサムを演じ、サムに憧れる若手スタントマンの龍(ロン)にテレンス・ラウ、人気アクション俳優のワイにフィリップ・ンが扮した
フィリップ・ンは映像の中で切れ味鋭いハイキックを披露。演じるワイについて「実力あるアクションスターでアクション監督でもあります。サムの元弟子だけど重視するのは安全第一」と紹介し「日本か香港で皆さんと会いたいです」と呼びかける。続くテレンス・ラウは「『スタントマン 武替道』見てね!」と笑顔を見せた。
またこのたびテレンス・ラウとフィリップ・ンの姿を収めた特別映像が、本編上映前に流れることが明らかに。詳細は明かされていないが、“超絶チャーミング”な2人が楽しめるとのことだ。さらにポストカードサイズの「『スタントマン 武替道』リバーシブル・サムズアップ・カード」が入場者特典として、封切り日の7月25日より配布されることもわかった。一部劇場では取り扱いがない場合もあり、なくなり次第終了となるので注意してほしい。
本作を鑑賞した俳優の倉田保昭は「“香港魂”―1970年代、多くの人々が胸を熱くした精神。本作でも健在だ」と、映画監督の坂本浩一は「心に響く作品です」「観る人の心を動かす映画制作とは? 受け継がれるべき情熱とは? 是非、熱き想いをこの作品から感じ取って下さい」とコメント。アクション監督の谷垣健治は「スタントマン出身の二人の監督が選んだ初監督作品の題材はスタントマン、そして香港アクション映画の世界。だからどの人物もエピソードも空気感もリアルすぎて、グサグサ刺さりまくった。トン・ワイ、フィリップ・ン、そしてテレンス・ラウ、みんなすごくてみんないい。おすすめです」と伝えた。そのほか伊澤彩織、大内貴仁、ぼる塾の酒寄希望と田辺智加、園村健介、三元雅芸のコメントは後掲している。
「スタントマン 武替道」は東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。ツインが配給を担当する。
伊澤彩織(俳優/スタントパフォーマー)コメント
なぜ自分がスタントの世界に惹かれたのか、この映画を見たらよくわかった。
映画の中で死ねるなら本望、なんて錯覚するほどの集中の先を。
不安、違和感、報い、熱意、快感、全て。
演じ抜く義務と覚悟を持つ職人たちが、どうして心身を削ってでも耐えるのか。
泥臭く、痛く、どこまでも真っ直ぐな武替道への愛が詰まっている。
あなたにとって武替道とは
虚構を貫く覚悟VS現実を生きる責任。
それでもカメラの前に立ち続ける、狂気と誇りの道。
大内貴仁(アクション監督)コメント
一つ一つのスタントに込めた思いや、観客を魅了したいという本気が、今の時代にどう受け継がれていくのか。
この映画は、過去の香港アクションと向き合いながら、これからの作り方を問いかけてくる。今だからこそ、生まれた一本だと思う。
倉田保昭(俳優)コメント
“香港魂”―1970年代、多くの人々が胸を熱くした精神。
本作でも健在だ。命がけの撮影、トン・ワイの研ぎ澄まされた動き。
若き二人が魅せる息遣いに、「香港動作電影、加油!」と思わず声を上げた。
撮影現場の片隅の段ボールは、命を守る盾、香港アクション映画の歴史だ。
その光景に懐かしさを覚えたのは、きっと私だけではない。
この魂が時を越え、次代の心にも深く響いてゆくことを切に願う。
坂本浩一(映画監督)コメント
心に響く作品です。80~90年代の香港映画のスタントマンは映画制作に命を賭けて数々の伝説を残して来ました。今の自分がいるのも彼らに憧れたから。
その精神は時代遅れと言われてしまうかもしれません。観る人の心を動かす映画制作とは? 受け継がれるべき情熱とは? 是非、熱き想いをこの作品から感じ取って下さい。
あなたにとって武替道とは
NO!と言わないプライド&絶対に死なない自信。それらを手に入れる鍛錬。体の痛み=仕事の達成感。それが自分の「武替道」です。
酒寄希望(ぼる塾)コメント
私は香港の黄金時代を知りません。香港映画の名作は後から必死になって配信で追いかけました。ですが、「スタントマン 武替道」を見て思いました。香港映画は今も熱い。あの頃に戻ろうではなく、あの頃を大切にした新しい香港のアクション映画。ずっと胸が高鳴っています。この作品から、とても大きな約束を受け取りました。
園村健介(アクション監督)コメント
少なからず今の自分を育んでくれた黄金期の香港映画、当時のトップアクション監督や香港映画界の現状を悲哀をたっぷり込めて描いた本作は本職のレジェンド、トン・ワイが演じる事でよりリアルな感情が伝わって来て同業者として涙無しには観られません。そして香港映画はまだまだ死んでいない!
あなたにとって武替道とは
常に新しいアクションを産み続けたいと願う道、生き甲斐で有り、苦しく辛いとても矛盾した道。
田辺智加(ぼる塾)コメント
みんな生き方が不器用で、そんな熱くならず、その意見曲げちゃえばいいのに、そしたら楽なのに。だけど、いい作品を作る為にそのような妥協がなくて真っ直ぐ。だからこそぶつかるし、認め合って成長していく。一生懸命って簡単じゃなくて辛いけどかっこいい。
谷垣健治(アクション監督)コメント
スタントマン出身の二人の監督が選んだ初監督作品の題材はスタントマン、そして香港アクション映画の世界。だからどの人物もエピソードも空気感もリアルすぎて、グサグサ刺さりまくった。トン・ワイ、フィリップ・ン、そしてテレンス・ラウ、みんなすごくてみんないい。おすすめです。
三元雅芸(俳優)コメント
僕の原点、80年代香港アクション映画のオマージュにニンマリ! アクション映画作りの激しさ厳しさを魅せつける今作!
リアルな現場のシーンでは自身のスタントマン時代を思い出す。
アクションだけを追いかけてきた主人公のその迷いなきアクションバカの哀しい性と美しさを目の当たりにして欲しい!
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