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Kバレエ、熊川哲也が芸術監督から総監督へ 新芸術監督は宮尾俊太郎

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熊川哲也©Makoto Nakamori

K-BALLET TOKYOの創始者としてこれまで芸術監督を務めてきた熊川哲也が9月1日付で総監督に就任することが、本日7月17日に同カンパニーの公式サイトで発表された。

新たな芸術監督には、現在K-BALLET TOKYOのゲストアーティストを務める宮尾俊太郎が就任する。K-BALLET TOKYOは、公式サイトで「これまでK-BALLETの多くの舞台を支え、内外で豊かな経験を積んできた宮尾は、レパートリーや団体の精神にも深く親しんでおり、熊川が信頼を寄せる存在であり、今回の任命となりました。熊川は今後も引き続き、グループ全体を統括する立場として、K-BALLET TOKYOでの新作の創造を軸としながら、教育や音楽事業の推進など多角的に注力し、発展を目指してまいります。また、自ら設立した一般財団法人熊川財団を通し、K-BALLETという枠組みを超えて、より広く社会に貢献すべく活動に取り組む所存です」とつづった。

宮尾は「2004年にK-BALLETの一員となって以来、ダンサーとして、そして振付・演出を担う立場として、数多くの舞台に立ち、創作に携わらせていただいてきました。この20年、私が芸術と向き合い続けることができたのは、創設者・熊川哲也ディレクターの揺るぎない美学と情熱、そして『K-BALLET』という唯一無二の場があったからに他なりません。日本のバレエ史に新たな道を拓き、世界水準のクオリティを貫き続けてこられた熊川ディレクターの背中を、私はいつも舞台袖から、稽古場から、心からの敬意をもって見つめてきました。その志を、これからは私が受け継いでいくべく、K-BALLETが守ってきた芸術性・精神性・品格を礎に、さらに風通しよく、時代と響き合う表現を探りながら、次の世代へと確かなバトンを繋いでまいります」と決意を述べ、「K-BALLET TOKYOの公演が、お一人おひとりにとって、心解き放たれる場所であり続けるように──私はこれからも真摯に、舞台と向き合い続けます。皆さまの変わらぬご支援、ご声援を、心よりお願い申し上げます。これからのK-BALLET TOKYOに、どうぞご期待ください」と呼びかけた。