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5月の肌ゆらぎが気になる人へ!季節の変わり目のセルフケアのヒント

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ウレぴあ総研

「連休明け頃から急に吹き出ものが増えた」「肌の乾燥が気になる」などのお肌の悩みを抱えていませんか?

5月は新生活にまだ慣れず生活が不規則になったり春先に受けた花粉や紫外線などの影響が表面化したりして、肌トラブルが起きやすい季節です。

そんな肌の5月病の原因や肌トラブルを防ぐ対策方法を紹介します。

その肌トラブルは「肌の5月病」かも!?

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「肌の5月病」は医学用語ではありませんが、環境の変化によるストレスや生活リズムの乱れ、春先の花粉や紫外線などの外的刺激によるダメージが重なり、心身の不調である5月病と同じ頃から肌トラブルがはじまることを指します。

症状はひとつではなく、ニキビや吹き出もの、乾燥、赤み、かゆみ、ヒリつきなどさまざまです。

毎年5月前後に同じような肌トラブルを繰り返すなら、季節的な要因と生活習慣の両方を見直してみましょう。症状が長引く、痛みが気になるなどの場合は早めに皮膚科へ行って、相談することも大切です。

肌の5月病の原因

肌の5月病は春特有の環境の変化や冬から春にかけてのダメージの蓄積によって起こります。具体的な原因をみてみましょう。

1.ストレス

肌の5月病の原因には、環境の変化が激しい春にたまったストレスが挙げられます。

春になると、職場などでの人間関係や生活リズムの変化が起き、知らず知らずのうちにストレスがたまってしまいがちです。また、寒暖差が激しく自律神経に負担がかかりやすくなります。

自律神経はからだを緊張・興奮状態にする交感神経と休息状態にする副交感神経の2つからなり、ストレスがたまると交感神経が優位になってからだが緊張状態になります。これにより、血行不良が起きて肌のターンオーバーが乱れ、ニキビなどの肌トラブルにつながりやすくなるのです。

2.花粉・乾燥・紫外線などによるダメージ

冬から春にかけて、肌がさまざまな刺激を受けることも肌トラブルにつながる要因のひとつです。

冬の間に乾燥した空気にさらされた肌は、春になっても乾燥したままになっていることがあります。乾燥した肌はバリア機能が低下しており、刺激を受けやすい状態になっています。

その状態で春先から飛散する花粉や黄砂、徐々に増える紫外線などの外部刺激を受け続けてしまうと、肌トラブルが起きやすくなるのです。

花粉は2月頃から飛散し、紫外線量は3月頃から増え始めます。この頃からスキンケアを怠っていたり紫外線対策が不十分だったりすると、肌トラブルが起きやすくなります。

肌の5月病を招くNG習慣

日常の何気ない習慣が肌の5月病を招いている可能性もあります。たとえば、忙しくて夜更かしが続いたり休日に寝だめをしたりして生活リズムが乱れていると、自律神経の乱れにつながりやすくなります。

また、運動不足や栄養不足などの生活習慣の乱れも肌の5月病を招くNG習慣のひとつです。自律神経が乱れやすくなったり、血行不良が起きて肌に必要な栄養や酸素が十分に届かず肌のターンオーバーが乱れやすくなったりします。

さらに、新生活での頑張りすぎも要注意です。気づかないうちに心身に疲れがたまり、肌のターンオーバーが乱れて肌トラブルが起きやすくなります。

肌の5月病の対策方法

肌の5月病対策では、スキンケアの見直しとともに自律神経を整える習慣を意識することが大切です。今日から始められるセルフケアを紹介します。

1.丁寧にスキンケアをする

肌への刺激を軽減するために、丁寧なスキンケアを心がけましょう。肌が不安定な時期は、肌への過度な刺激を避けることが大切です。

洗顔は1日2回を目安に、洗顔料をよく泡立てて手でやさしく洗いましょう。洗顔後には化粧水や乳液で潤いを閉じ込め、乾燥が気になるときは保湿効果が高い保湿クリームも活用すると効果的です。外出先から戻った後など、乾燥や花粉、ホコリ、紫外線などのダメージを受けた後はとくに丁寧に行うことを意識しましょう。

赤みやヒリつきがあるときは、肌のバリア機能が低下していると考えられます。刺激に対して弱くなっているため、スクラブ洗顔や刺激が強いビタミンC配合の化粧水の使用、ピーリングなどの刺激の強いケアはいったんお休みし、低刺激で保湿重視のケアに切り替えるのがおすすめです。

2.日焼け止め対策をする

肌トラブルを防ぐうえで、紫外線対策も欠かせません。日焼け止めを塗り、日傘やつばの広い帽子などで紫外線を浴びすぎないように工夫しましょう。

曇りの日も紫外線は降り注いでいるため、晴れの日以外も対策することが大切です。ちょっとした買い物などにはSPF10〜20、PA+〜++、長時間屋外にいるときはSPF30〜50+、PA++〜++++というように、状況に合わせて日焼け止めを塗りましょう。

UVカット機能のある化粧下地やファンデーションを取り入れて、紫外線対策を日常のメイクに組み込むのも効果的です。(※1)

3.ビタミンB群を積極的に摂る

皮膚や粘膜の健康維持を助け、肌のターンオーバーを整える効果が期待できるビタミンB群を意識して摂ることも大切です。ビタミンB群はビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類の栄養素の総称です。

とくに、ビタミンB2は皮膚や髪などの細胞の再生を助け、ビタミンB6は皮膚の抵抗力を高める効果が期待できます。皮脂の分泌量を適切に抑える作用もあり、皮脂の過剰分泌による肌トラブル対策にも効果的です。

ビタミンB2は豚や鶏のレバー、チーズ、ヨーグルト、卵などに多く含まれます。ビタミンB6はモロヘイヤやブロッコリー、玄米、かつおなどに多く含まれる栄養素です。

ビタミンB群は互いに助け合いながら作用します。特定の食材だけに頼るのではなく、毎日の食事に複数の食材を組み合わせてさまざまな栄養をバランスよく摂りましょう。(※2)(※3)

4.睡眠の質を高める

肌の5月病を改善・予防するには、睡眠の質を高めることも重要です。睡眠によって心身を休めて自律神経を整えると、血行不良などを改善して肌のターンオーバーを整える効果が期待できます。

就寝前にマッサージで筋肉の緊張をほぐす、アロマオイルで好きな香りを楽しむなど、自分なりの方法で心身をリラックスさせましょう。朝起きた際に光を浴びて体内時計をリセットさせることも効果的です。十分な睡眠時間を確保しつつ、日常のなかで睡眠の質を高める工夫を取り入れてみましょう。

5.ストレスケアをする

ストレスケアをして自律神経を整えることも、肌の5月病対策につながります。大切なのは、心身が緊張している状態をこまめにゆるめることです。

とくに、ストレッチやウォーキングなどの軽い運動が効果的です。筋肉をほぐして血行を促進するとともに、ネガティブな気分を発散して心身をリラックスさせると自律神経を整える効果が期待できます。心地よい肉体的な疲労は、睡眠の質を高めることにもつながります。

まとまった運動時間が取れない場合でも、通勤時に少し長く歩く、移動の際には階段を使う、深呼吸をしながら肩や背中を伸ばすといったちょっとした運動も効果的です。無理なくできる運動を続けて、ストレスをため込まないようにしましょう。

肌の5月病におすすめの漢方薬

肌トラブルを改善するには漢方薬を活用するのもおすすめです。漢方薬は複数の生薬を組み合わせてつくられており、不調の根本原因にアプローチします。肌トラブルが起きやすい体質からの改善を目指すため、繰り返しやすい場合にもおすすめです。

肌の5月病対策では「血流をよくして肌に栄養を届ける」「炎症を鎮める」「水分代謝を促して肌のターンオーバーを正常化する」などの働きがあるものを選びましょう。

<肌の5月病対策におすすめの漢方薬>

・当帰飲子(とうきいんし)
血行をよくして肌に栄養と潤いを与えて肌の乾燥を改善し、乾燥によるかゆみや湿疹などを改善します。冷え症で肌がカサカサしやすい人に向いています。

・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
血行をよくして肌に栄養を行き渡らせ、炎症を鎮めることで肌荒れや吹き出ものなどの肌トラブルを改善します。のぼせるのに足が冷える人に向いています。

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セルフケアで5月の肌も健康に

肌の5月病はストレスや睡眠不足、外部刺激によるダメージなどが重なって起こります。そのため、洗顔や保湿などの丁寧なスキンケアや毎日のUV対策などで肌を労わり、守ることが大切です。また、ストレスケアで自律神経を整えたり食事を見直してからだの内側から肌のターンオーバーを整えるサポートをしたりすると肌の健康を保ちやすくなります。無理なく続けられるセルフケアを取り入れて健康的な肌を維持しましょう。

<参考文献>
※1 環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」
※2 公益財団法人長寿科学振興財団健康長寿ネット「ビタミンB2の働きと1日の摂取量」
※3 公益財団法人長寿科学振興財団健康長寿ネット「ビタミンB6/B12の働きと1日の摂取量」

<この記事の監修者>

山形 ゆかり(やまがたゆかり):あんしん漢方薬剤師

薬剤師・薬膳アドバイザー・フェムケアサポーター。糖尿病病棟での経験から予防医学と食事の重要性を痛感し独立。エビデンスを軸に薬膳・発酵・フェムケアの視点でレシピ監修や執筆、講師活動を通じ「食から整える健康」を提唱。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」で薬剤師を務める。

(mimot.(ミモット))

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