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板尾創路、突然「母になる」と宣言 『おいしい家族』特報公開&ポスター公開

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『おいしい家族』ポスター (c)2019「おいしい家族」製作委員会

松本穂香が長編映画初主演を務め、板尾創路が“母”になる父を演じる、『おいしい家族』が、9月20日(金)に全国公開される。この度、特報映像とポスタービジュアルが公開された。

主演を務める松本は、日曜劇場『この世界の片隅に』(TBS)にてヒロインすず役を務め、2018年度“VOGUE JAPAN Women of the Year”を受賞した若手女優。

松本演じる主人公・橙花(とうか)は、本作では東京で働くキャリアウーマンを演じる。母の三回忌に実家の離島に帰ると、なぜか板尾が演じる父・青治(せいじ)が母の服を着て生活していることを知る。びっくりする橙花を気にせず、父は「この人と家族になる」とお調子者の居候・和生(かずお/浜野謙太)を紹介する。状況をのみこめない橙花と、人の個性を受け入れるおおらかな島の住人たちとの暮らしを描いていく。

監督を務めたのは、映画・脚本・小説と映像・文学とマルチな才能を持ち合わせた新鋭作家・ふくだももこ。本作が初長編作品となる。原作は、ふくだももこ自身が監督を務めた短編映画『父の結婚』。今回の長編化にともなって、舞台を離島に移し、エピソードやキャラクターが追加されることで、主人公の心の描写や家族における絆をより深く描きだした。

公開された特報では、橙花が久々に実家に帰ると、「父さん、母さんになろうと思う」と衝撃的な告白を受けるシーンが映し出される。島のみんなに祝福されながら海辺を歩く、花嫁衣裳の父とパートナーとなった紋付き袴姿の和生が笑顔で手を振る姿が、温かい感動を予感させる。

ポスタービジュアルは、橙花の右側に、花嫁姿の板尾演じる父と、その隣に弟の翠(笠松将)、左側には紋付き袴姿の和生、その隣には、和生の連れ子の女子高生・ダリア(モトーラ世理奈)らなど、年齢も性別も、国籍も、血縁関係を越えた人々が幸せそうな笑顔で並ぶ家族写真風のものとなった。

『おいしい家族』
9月20日(金)全国公開