ゆるふわギャング、ライアン・ヘムズワースとWWW X揺らす熱狂パフォーマンス
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「Speed」でRyugo Ishidaがダイブした瞬間。(Photo by Jun Yokoyama @yokoching)
ゆるふわギャングとライアン・ヘムズワースが4月12日から20日にかけてアジアツアー「Yurufuwa Gang & Ryan Hemsworth Asia Tour」を行った。
3月29日配信のジョイントアルバム「CIRCUS CIRCUS」を携えソウル、香港、上海、そして日本とアジア各地を回ってきたゆるふわギャングとライアン。国内公演は福岡、東京、大阪の3カ所で行い、各地で熱狂的なライブパフォーマンスを繰り広げた。ここでは4月19日の東京・WWW X公演の模様をレポートする。
天井に電飾が吊るされ、ピエロに扮したカメラマンがステージを出入りするなど、アルバムのコンセプトであるサーカスを思わせるムードで染められたこの日のWWW X。ライアンが太郎忍者「Pussy」、PUNPEE「タイムマシーンにのって」、tofubeats「LONELY NIGHTS」、BONNIE PINK「A Perfect Sky」といった日本語曲も交えたDJパフォーマンスで観客を沸かせたあと、大歓声を浴びながらNENEがステージに現れる。観客が大喜びでスマホを掲げる中、続いてRyugo Ishidaも登場。一気に熱を帯びる場内でNENEが「ただいま、東京!」と叫び「Shining」がスタートするとオーディエンスは勢いよく前方へ押し寄せ、激しいモッシュが巻き起こる。ゆるふわギャングとライアンはそこへ容赦なくキラーチューン「Fuckin' Car」を投下。興奮した観客は飛び跳ねてWWW Xを大きく揺らし、続く「Speed」ではRyugoがダイブしてフロアの狂騒をさらに加速させた。
YouTubeでミュージックビデオが公開中の「Fresh All Day」では、NENEが「みんな歌えるよね!?」とフロアに問いかけ、場内に合唱を響かせる。大盛り上がりのフロアを前に「ひさしぶりの東京、マジサイコー!」とご満悦のNENEが「ウチらにビザなんかいらねえんだよ!」と叫ぶと「No Visa」へ。さらに人気曲「Dippin' Shake」を観客と一緒に歌ったゆるふわギャングは、ドリーミーな「Vacation」に続けて「Escape To The Paradise」「Pshychedeligood」を鬼気迫る勢いで連発する。最後にRyugoとNENEは叩きつけるように「Smokin' Like A Yurufuwa」をパフォーマンス。登場から約40分間、圧倒的なパフォーマンスで会場を沸かせ続けたゆるふわギャングとライアンは、観客に深い余韻を残してステージを去った。
Yurufuwa Gang & Ryan Hemsworth Asia Tour
2019年4月19日 WWW X セットリスト
01. CIRCUS CIRCUS Intro
02. ICY(Peppermint Acid)
03. Shining
04. Fuckin' Car
05. Speed
06. Westside
07. Fresh All Day
08. No Visa
09. Dippin' Shake
10. Vacation
11. Escape To The Paradise
12. Pshychedeligood
13. Smokin' Like A Yurufuwa