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岡田准一はスピードがハンパない、「ザ・ファブル」アクションシーン撮影レポ

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「ザ・ファブル」メイキング写真より、岡田准一(中央)。

岡田准一主演作「ザ・ファブル」の撮影現場レポートが到着した。

岡田演じる殺し屋、通称・ファブルが、一般人の佐藤アキラとして普通の生活を送るさまが描かれる本作。南勝久による同名マンガを「ガチ星」の江口カンが実写化し、木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、安田顕、佐藤浩市もキャストに名を連ねた。

この日の舞台は、関東近郊にある廃工場。高所に設置された巨大桟橋の先端に柳楽演じる小島が椅子に座ったままワイヤー1本で縛り付けられる。そして彼が背中から地上に落下しそうになった際に、アキラが駆け寄るシーンが撮影された。

同シーンは原作マンガにはなく、映画オリジナルのもの。江口は「一番ヒヤヒヤしました」と振り返り、岡田の走るスピードについては「撮影カメラマンが付いて行けないときもあった(笑)」「岡田さんのアクションを早送りで撮っていると思われることが一番悔しい。それくらい彼のスピードはハンパないんです!」と言及する。柳楽は「撮影で本気で怖いと思ったのは久々です」と苦笑いを浮かべながら語った。

劇中で描かれるアクションシーンの大半をスタントなしで演じた岡田は「どこまで今まで見たことのないアクションに近付けられるかということに、アクションチームや江口監督と日々チャレンジしている感じですね」と現場の様子を明かす。また、ユーモア溢れる描写の数々については「最近は固い役や武士の役が続いていて、ユーモアがある作品にあまり出ていないので(笑)。アキラは常に無表情だから、その中で笑いを取らなければいけないのはチャレンジングですが、監督やスタッフさんの笑い声を聞くと安心しますね。10代20代の頃は、まさにそれを目標にしてやっていたなあと思い出しているところです」と懐かしそうに話した。

「ザ・ファブル」は6月21日より全国でロードショー。

(c)2019「ザ・ファブル」製作委員会