堀未央奈×山戸結希『ホットギミック』予告編公開　花譜×カンザキイオリが主題歌を担当

　6月28日に公開される山戸結希監督最新作『ホットギミック ガールミーツボーイ』より、本予告映像が公開された。

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　本作は、2016年の『溺れるナイフ』で興行収入7億円強のヒットを記録し、今年2月に公開された『21世紀の女の子』では、監督・キャストともに若き才能を集結させ、企画・プロデュースを手がけたことでも話題となった山戸監督が、販売部数累計450万部を超える、相原実貴の同名コミックを実写化した青春映画。どこにでもいる平凡な女子高生・成田初が、3人の男性との恋に揺れ動く模様を描き出す。

　主人公・成田初を演じるのは、今回が女優としてのデビュー作となる乃木坂46の堀未央奈。どこか不安定な初に惹かれ初に翻弄される3人の男性陣に、清水尋也、板垣瑞生、間宮祥太朗が集結。さらに、桜田ひより、上村海成、吉岡里帆が出演する。

　今回公開された予告編は、「誰が私の初恋なのか」という印象的なメッセージから始まり、前半では、同じマンションに住む、初の弱みを握る同級生・橘亮輝（清水尋也）、数年ぶりに帰ってきた幼なじみ・小田切梓（板垣瑞生）、初の兄・成田凌（間宮祥太朗）への“3つの初恋”によって、自分に自信が持てない主人公・成田初（堀未央奈）の平凡な日常が変化していく様子が描かれている。しかし、初が「なんで…」と涙を流す場面から、物語は急展開し、「私の初恋は消えちゃったんだね」との初のセリフに続き、亮輝、梓、凌らの想いが交差し、それぞれが悩みもがくシーンが連続していく。

　予告編には、本作の主題歌に決定した「夜が降り止む前に」が使用されている。本楽曲の作詞・作曲・編曲を新世代を代表するボカロPのカンザキイオリが手がけ、歌唱は当時14歳だった2018年10月に突如YouTubeに登場し、現在話題急上昇中の次世代バーチャルシンガー・花譜（かふ）が担当。花譜はYouTubeデビュー後、その歌声とSNSにアップされるリアルとバーチャルが融合した映像や写真が話題を呼び、フォロワー増。現在YouTubeチャンネル登録者は5万人を超え、2018年12月に公開された「心臓と絡繰」は130万再生を記録している。

　また、本作のムビチケカードが5月3日より上映劇場にて発売される。全国1万枚限定で、デザインが変わる“ギミック”クリアファイル（A4サイズ）の特典付きとなっている。

　山戸監督、花譜、カンザキイオリの3名からは主題歌決定に関してコメントが寄せられている。

コメント 一覧
山戸結希監督
花譜さんとカンザキさんの芽吹くような才気に、心打たれました。
エンドロールの暗闇に、歌声と物語と聴く人の心が、交わる主題歌でした。

花譜
一言も漏らさずに聞きたい、まばたきをするのがもったいないと思ってしまうほどに綺麗で素敵な映像でした。
映画の主題歌という今まで生きてきた中で夢にも思わなかった大役を頂き、とても貴重な体験をさせてもらいました。山戸監督、カンザキイオリさん、そしてこの映画に携わったたくさんの方々にたくさんのありがとうを言いたいです。

カンザキイオリ
どこに行けばいいのかわからない恋心を、「夜の中、たったひとつの大切な何かを探しに行く」という世界観で表現しました。この歌が、揺れ動く感情を抱えている全ての人の心に、変化をもたらしてくれると信じています。　（リアルサウンド編集部）