のん出演で「星屑の町」映画化!大平サブロー、ラサール石井、小宮孝泰らも
ステージ
ニュース
映画「星屑の町」のキャスト
舞台「星屑の町」の映画化が決定した。
水谷龍二、ラサール石井、小宮孝泰による星屑の会が上演してきた舞台「星屑の町」は、地方回りの売れないムード歌謡コーラスグループ“山田修とハローナイツ”の悲哀を描いたシリーズ。1994年に初演された「星屑の町~山田修とハローナイツ物語~」に始まり、以降数々の作品が誕生し、2016年と今年19年3月には「星屑の町~完結篇」が上演された。
水谷が原作・脚本、杉山泰一が監督を担当する映画「星屑の町」では、ヒロインをのんが務め、大平サブロー、ラサール、小宮、渡辺哲、でんでん、有薗芳記、菅原大吉、戸田恵子という舞台版のキャストが出演。のんは出演に際し、「久々の映画なので、気合いが入っております。楽しみ!」と期待を寄せた。
映画版の舞台は東北の田舎町。地方巡業にやって来たハローナイツに入れてもらうため、歌手を夢見る愛(のん)が奮闘する。クランクインは5月上旬、公開は2020年を予定。
大平サブロー コメント
令和になったこの時代だからこそ、味わって頂きたい昭和の世界に歌に人情を。懐かしのほろ苦さをご賞味下さい。
ラサール石井 コメント
再演ではなくシリーズ物で25年間キャストも変わらず芝居が続くというのは演劇史上ではかつてない稀有なことです。それがまず大きな幸せ。その間に何度も企画に上がっては流れていった映画化の話がついに実現するのはさらに大きな幸せです。よき仲間たちと愚直に淡々と演じ続けてきた甲斐がありました。映画版のキャストも一人も欠けることなく芝居と同じメンバーだということも凄いですが、そこにヒロインがあののんちゃんとくれば、こんな嬉しく幸せな仕事はありません。
小宮孝泰 コメント
旅芸人のようなムード歌謡コーラスグループの物語は、日本各地の飾らない風景を美しく描ける格好の素材だと自負しています。息の合ったメンバーの撮影ですから現場も楽しいです。何より、20年前に立ち上げた芝居が映画になるなんて最高の贅沢です。
渡辺哲 コメント
1994年、下北沢「ザ・スズナリ」で初演を迎えてから早25年。初めてメンバーと会ったのはカラオケボックス。それがリードボーカルを決めるオーディションだったみたい。まさかコーラスグループをやるとは。台本は稽古初日に配られ、翌日からは立ち稽古。驚いたことにみんな台詞が入っていて凄い稽古をしたことが思い出されます。
今回は映画。きっと他の組とは違う緊張感と楽しさがあると思います。今から楽しみです。
でんでん コメント
映画化の話が浮かんでは沈み沈んでは浮かび。早くもなく遅くはない。いまが丁度いい。おじさんたちは燃えてるぞ。
有薗芳記 コメント
舞台での空気感が映画でどうなるか楽しみです。
菅原大吉 コメント
25年前に下北沢の小さい劇場で生まれた作品に、映画という形で戻れる、こんな幸せなことはない。原点からの再出発、また仲間に会える。
のん コメント
この、「絶対楽しい映像になる……」という予感がするキャストの皆様に混じって映画に参加できることが幸せでなりません。久々の映画なので、気合いが入っております。楽しみ!
戸田恵子 コメント
舞台「星屑の町」初演時からずーっと観て参りました私はハローナイツの大ファンです! そんな私が2代目ボーカル・キティ岩城として登場できることになった時は、嬉しくて飛び上がりました! あのハローナイツと歌える喜び、皆さんと温かい台詞を交わせる喜び、何と言っても脚本・演出である水谷龍二ワールドにどっぷり浸れる喜びです。私にとってこの至福の世界が、今度は映画となってお届けできるなんて期待に胸が膨らむばかりです。皆さんもどうぞご期待ください!
杉山泰一 コメント
「星屑の町」は、歌あり笑いあり、そしてちょっぴり切なくなるおじさんムードコーラスの物語。
平成6年に上演されてから今年の完結編まで全7作。その間、何度か映画化の話があったが、何故か実現しなかった幻の作品だ。一癖も二癖もあるおじさんたちに立ち向かうのは、のんちゃん。はたしてどんな化学反応が起きるのか……昭和歌謡がド・ストライクの世代はもちろん、全く知らない世代まで楽しめる作品になること間違いなし!
(c)2020 映画『星屑の町』製作委員会