女王蜂ツアーファイナルで「これはマジでヤバい」新曲リリースを発表
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女王蜂(撮影:岩根愛)
女王蜂の全国ツアー「全国ツアー2018『H A L F』」のファイナル公演が、昨日7月22日に東京・Zepp Tokyoにて行われた。
最新シングル「HALF」のレコ発ツアーとして今年4月にスタートした今回のツアー。ファイナル公演のチケットはソールドアウトし、超満員のオーディエンスが女王蜂の華やかなパフォーマンスを楽しんだ。
ライブのオープニングではステージ中央に敷かれたレッドカーペットの上でルリちゃん(Dr)、ひばりくん(G)、やしちゃん(B)とサポートメンバーのみーちゃん(Key)が一礼。最後に赤い仮面を付けたアヴちゃん(Vo)がステージ後方から姿を現し、オーディエンスの大歓声を誘った。
ライブの前半では最新シングル「HALF」や「ヴィーナス」「DANCE DANCE DANCE」「デスコ」などアッパーな楽曲を連発。ルリちゃんとやしちゃんが刻むダンサブルなビートに合わせてフロアが大きく揺れ、無数のジュリ扇が舞った。中盤のMCでアヴちゃんは「暑い? 大丈夫? 外に出てもそんな変わらないかもしれないけど」と、熱狂するオーディエンスを気遣った。そして「女王蜂からお知らせがあります」と、10月3日にニューシングル「催眠術」をリリースすることを発表してファンを大喜びさせた。アヴちゃんはこの曲について「自分たちでも作ってて『とうとうここまで来たか』と思う、これはマジでヤバい作品です」とアピール。またそのニューシングルにはこの日のツアーファイナルの映像がDVDとして収録されることも発表。観客の期待を大いに高めた。
「告げ口」で壮絶に幕を開けたライブ後半は「Q」「雛市」「もう一度欲しがって」など、ミディアムチューンを中心とした展開で場内の空気を変えていった。最後を飾った楽曲は「金星」。女王蜂のアグレッシヴなパフォーマンスに導かれ、フロアには再びすさまじい熱気が充満した。
鳴り止まないアンコールの手拍子に応え、メンバーは再びステージへ登場して頭を下げる。アヴちゃんは「どうもありがとう。続きは追加公演で、そして10月3日の『催眠術』で」と挨拶し、ステージを去っていった。
ツアーの追加公演は8月24日に東京・新木場STUDIO COASTにて開催される。また8月8日には東京・東京キネマ倶楽部、9月9日には北海道・札幌PENNY LANE 24にて単独公演「DOPE」、10月11日には大阪・NHK大阪ホール、10月16日には東京・中野サンプラザホールにてホール単独公演「FLAT」の開催も決定している。