阿部真央が「チア男子!!」イベントで主題歌披露、横浜流星やランペ岩谷翔吾感動
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「チア男子!!」公開直前イベントの様子。
映画「チア男子!!」の公開直前イベントが本日5月7日に東京・東京ドームシティ ラクーアガーデンステージにて開催され、キャストの横浜流星、中尾暢樹、岩谷翔吾(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)といった面々や、主題歌を担当した阿部真央が登壇した。
朝井リョウの小説を実写化した「チア男子!!」は、けがで柔道を断念した坂東晴希(ハル)が親友の橋本一馬(カズ)とともに男子チアチーム“BREAKERS”を結成し、大舞台に挑む青春映画。イベントでは長谷川弦役の岩谷が「チア男子、イエー!」とライブさながらに観客を盛り上げ、ハル役の横浜は「どうだハル!」「すごく気持ちいい!」と劇中のセリフを再現する。また会場の上空にはラクーアのジェットコースターが通っていたことから、横浜は「身を削りながら全力で作った作品なので、多くの人に観てほしい。今ジェットコースターに乗ってる人にも観てほしい!」と熱弁していた。そして岩谷は「クランクイン前の3カ月間みっちり練習して、7人でチアをイチから学んで絆が深まったので、それがスクリーンから伝わると思う」と出来栄えに自信をのぞかせた。
イベントの中盤に登場した阿部は「素晴らしい映画でした。全部好きなんですけど、最後にチアを披露するシーンで皆さんがすごい笑顔なんです」と映画の感想を述べ、「自分が決めた道を進むんだということを映画から感じたので、それを歌詞に落とし込みました」と主題歌に込めた思いを語った。学生時代から彼女の楽曲を聴いていたという中尾は「僕らの練習風景を見て書いてくれているから『これは僕の歌ですね』って言ったら、それがきっかけで『君の唄』っていう題名になったらしくて。だからこれは“カズの歌”です」と胸を張るも、阿部が「カズくんだけの歌ではないです、皆さんの歌です(笑)」と訂正し会場は笑いに包まれた。その後、阿部が同曲を披露すると、横浜は「撮影のときの記憶が思い起こされました」と感動気味に語った。
最後に登壇者8人は「全員で飛ばせ! ヒット祈願チャレンジ」と名付けられた、ゲーム「黒ひげ危機一発」のように樽にナイフを刺し、中央に仕込まれた“ヒット祈願の銀テープ”を誰が飛ばすことができるかに挑戦する企画を実施。全員が一巡したのち、横浜が2本目のナイフを刺したところ、見事銀テープが噴射された。不発だと思い込んだ横浜が後ろを向いた瞬間にテープが吹き出したことから、中尾は「(背後で火薬が爆発する)ヒーローみたいだった」と爆笑した。イベント終盤では登壇者が1人ひとり挨拶し、阿部が「素敵な映画で大ヒット間違いなしなので、皆さん劇場に足を運んでください」と映画をアピールし、横浜が「阿部さんが素敵な楽曲を作ってくださったので、エンディングまで観てください!」と主題歌について熱く語っていた。
「チア男子!!」は5月10日に全国公開される。
(c)朝井リョウ/集英社・LET'S GO BREAKERS PROJECT