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三浦春馬は眩しい、「コンフィデンスマンJP」長澤まさみの絶賛に東出昌大ら落胆

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映画「コンフィデンスマンJP」ワールドプレミアの様子。

映画「コンフィデンスマンJP」のワールドプレミアが本日5月8日に東京の日本橋三井ホールにて開催。キャストの長澤まさみ、東出昌大、小日向文世、小手伸也、織田梨沙、竹内結子、三浦春馬、江口洋介、監督を務めた田中亮が登壇した。

2018年にフジテレビ系で放送されたドラマの劇場版となる本作では、長澤演じるダー子、東出昌大演じるボクちゃん、小日向文世演じるリチャードというコンフィデンスマン(信用詐欺師)3人組が、香港を舞台にマフィアのパープルダイヤを狙ってコンゲームを繰り広げる。イベントはOfficial髭男dismによる主題歌「Pretender」とドラマ版の主題歌「ノーダウト」の生演奏で幕開け。演奏中に登場した長澤たちは、キャストの肖像入りの模造紙幣をキャッシュキャノンでまきながらレッドカーペットを歩いていく。観客の歓声に包まれながらステージに到達した長澤は、キャノン砲を撃って本作の完成を祝った。

マイクを手にした長澤は映画の見どころを問われると、「ダー子のロマンスがあるところが見どころ。人間らしい一面をこれまで見せてこなかったので、女の子の部分を見せられることがダー子的には見せ場ですね」と語る。香港でのロケに言及した東出は「国際免許を取って街中で運転しました。香港の独特な熱が映っていると思うので、観光しに来た気分で楽しんでください」と鑑賞ポイントを紹介。小日向は「それぞれ変装してだましにかかるところが本当に面白いので、そこを楽しみにしていてください」と語りかけた。

オーディションで選抜された織田は、ダー子の弟子・モナコ役でコンフィデンスマンに仲間入り。田中は「お芝居の反射神経がすごかったので、このチームでもやっていけると思った。皆さんも温かく迎えてくれて、現場では(小手演じる)五十嵐さんよりもすんなりなじんでいました(笑)」と明かす。当の織田は、恥ずかしそうにしながらも「皆さんが迎え入れてくれたのでやりやすかったです。ね、五十嵐?」と、先輩の小手をからかう。小手は織田を「まっすぐ立て!」と叱り「厳しく接していかないと、本物のシンデレラガールがシンデレラおじさんを駆逐してしまうかもしれない」と危機感を募らせた。

香港マフィアの女帝ラン・リウを演じる竹内は「ドラマ版も観ていたんですけど、とにかく台本が面白い! この世界に自分が入れることがまずうれしかったですね」と興奮気味に語る。香港ロケでは暑気あたりを起こしてしまったと明かし「暑くてグッタリしてしまったんです。皆さんいろんなところに行かれたそうで、惜しいことをしたなと思いました」と悔しそうに述懐。三浦がマカオに行ったことを紹介すると、小手は「僕行ってない……」と愕然とした表情を浮かべた。

天才恋愛詐欺師という役どころの三浦は、田中に「これでもかっていうぐらい甘い演技を求められた」と苦笑。長澤が三浦を「撮影初日から眩しくて。いまだかつて、この作品にこんな眩しい人がいただろうかというぐらい」と評すると、東出、小手は「あーあ!」「ちょっと!」とブーイングし、小日向はほほえみながらも「どうせショボいよね」と自虐する。悲嘆に暮れる男性陣たちを横目に、長澤が「目が開けられなかった」と思い起こすと、三浦は「恐れ多いです」と恐縮していた。

江口は公益財団会長の赤星栄介役で出演。ダー子らに大金をだまし取られたドラマ版の撮影を回想し「海辺で僕がまいた偽物のお金をスタッフが1枚1枚拾っていて、そういう手作業の現場を体験していたので今回もとても楽しみにしていました」とコメントする。東出は「“ボクちゃん”の目から見ると赤星っていつも怖いのであまり余裕はないんですけど、ごはんを食べているときに江口さんが『こういう現場はいいんだよ、ストレスがなくて! メシがうまいよ!』と言ってらして、楽しい現場でした」と暴露し、観客を笑わせた。

映画「コンフィデンスマンJP」は、5月17日より全国でロードショー。なお翌5月18日にはフジテレビ系でスペシャルドラマ「コンフィデンスマンJP 運勢編」がオンエアされる。

(c)2019「コンフィデンスマンJP the movie」製作委員会