実際の人物、実際の決断…「アメリカン・アニマルズ」俳優と本人が交錯する特別映像
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左からウォーレン役のエヴァン・ピーターズ、ウォーレン本人。
「アメリカン・アニマルズ」の特別映像がYouTubeにて公開された。
アメリカで起きた実話をもとに、大学生が図書館に保管された約12億円相当の画集「アメリカの鳥類」強盗計画を企てるさまを描いた本作。ドラマとドキュメンタリーを交えた構成となっており、実際の事件の犯人が出演している。映像では、監督のバート・レイトンが「実際の人物、実際の決断、そして実際の展開だ」と本作を特徴づけるポイントを紹介。エヴァン・ピーターズやバリー・コーガンら俳優陣が登場する映画本編や、実際の犯人たちが事件を振り返る様子が映し出されていく。
実在の人物を演じることになったキャストは、それぞれの方法で役へのアプローチを探った。ウォーレン役のピーターズは事件に関する警察の報告書を読み、撮影前には本人にも会って役作り。また頭脳派エリックを演じたジャレッド・アブラハムソンは、本人と電話やメールを通じて交流し、エリックが事件当時に聴いていた音楽にも触れたという。一方で筋肉オタク・チャズ役のブレイク・ジェナーは、本人に関する情報には触れず、強盗事件に関する記事を読み込み、犯罪者の心理について理解を深めキャラクターを作り上げた。
「アメリカン・アニマルズ」は5月17日より東京・新宿武蔵野館ほか全国でロードショー。
(c)AI Film LLC/Channel Four Television Corporation/American Animal Pictures Limited 2018