無実の加害者へと転落した女描く、深田晃司の最新作「よこがお」予告編
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「よこがお」ビジュアル
深田晃司が監督を務めた「よこがお」の予告編および場面写真が到着した。
本作はごく普通の訪問看護士・市子が、ある事件をきっかけに“無実の加害者”へと転落したのち、運命を受け入れ再び歩み始めるさまを描くヒューマンサスペンス。筒井真理子が市子に扮し、訪問先の大石家の長女で市子に憧れ以上の感情を抱く基子を市川実日子、基子の恋人の美容師・米田和道を池松壮亮が演じている。さらに須藤蓮、小川未祐、吹越満がキャストに名を連ねた。
YouTubeで公開中の予告編は、美容室で「前にも? どこかでお会いした気がするんです」と尋ねる米田に対し、客の市子が「いえ、初めてです」と返す会話から始まる。そして“無実の加害者”となった市子の過去が映し出され、彼女を取り巻く周囲の人々との関係があぶり出されていく。
「淵に立つ」でも筒井と組んだ深田は「以前『淵に立つ』で取材を受けているときの筒井真理子さんの横顔がすごく美しく、それが本作の企画の思いへつながった」とコメントしている。
「よこがお」は7月26日より、東京・角川シネマ有楽町、テアトル新宿ほか全国で公開。
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