北原里英や小島藤子がとしまえん公式キャラに大興奮「ホラー映画に見えない!」
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「映画 としまえん」初日舞台挨拶の様子。左からさいとうなり、松田るか、小島藤子、北原里英、浅川梨奈、小宮有紗、高橋浩。
「映画 としまえん」の初日舞台挨拶が本日5月10日に東京・ユナイテッド・シネマとしまえんで開催され、キャストの北原里英、小島藤子、浅川梨奈、松田るか、さいとうなり、小宮有紗、監督の高橋浩が登壇した。
本作は、東京の練馬区にある遊園地・としまえんを舞台にしたホラー。高校時代からの仲良しメンバーでとしまえんへ遊びに来た女性たちが、“としまえんの呪い”を試したことにより、恐ろしい現象に巻き込まれていくさまを描く。北原は「としまえんの真横にある映画館で初日を迎えられてハッピーです。このユナイテッド・シネマとしまえんも聖地みたいになったらいいなと思います」と挨拶した。
イベントではまず、撮影中に体験した恐怖体験に関する質問が。しかし、浅川は「その質問たくさん受けたんですけど、まったくなかったのが一番のホラーなんですよね……(笑)」と言いづらそうに切り出し、次の質問をお願いする。仕切り直したMCが高橋の演出について尋ねると、小島は「監督がこちらの意見をすごく汲んでくださって。しゃべり方とか『どうしたらいいかな?』って聞いてくれました」と回想。松田も「(自身の演じた)亜美は妹キャラなので、自分のことを名前で呼ぶんじゃないかな?って思って。監督に相談したら、採用していただけました」と裏話を披露する。撮影前に細かいキャラクター設定表を渡したという高橋は「僕の想像よりも、皆さんが役にもう1歩踏み込んでくれたので、さすがだなと思いました」とキャストたちを称賛した。
撮影から公開まで、平成と令和をまたいだ本作。この1年で成長した点を問われると、キャストたちは口々に「難しいー!」と悩み出す。元気よく挙手した浅川が、小島の髪色が変わったことを挙げると、なぜか外見の変化についてのトークに。最年少の浅川が「でももう制服は着れないな……」とポツリとこぼすと、すかさず小宮は「おい! こないだ着たぞ」と5月2日に行われた先行上映会を引き合いに出してツッコんだ。
フォトセッションでは、としまえんの公式キャラクター・“エルちゃん”ことエル・ドラド、“カルちゃん”ことカルーセルが登場。大興奮のキャストたちは「かわいいー!」「ホラー映画に見えない!」と口々に言い合う。最後に北原は「エルちゃんとカルちゃんが並ぶと明るい映画のように見えますが、内容はけっこうドロドロとした映画になっています(笑)。ですが、ホラーが苦手な方でもギリギリ観られるくらいになっていますので、ぜひ食わず嫌いせずホラー1本目の作品としていただけるとうれしいです」と語り、イベントを終えた。
「映画 としまえん」は全国で公開中。
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