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「スケート・キッチン」キャストにとってスケートとは?「人生の一部」「癒し」

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「スケート・キッチン」初日舞台挨拶の様子。

「スケート・キッチン」の初日舞台挨拶が本日5月10日に東京・シネクイントで開催され、キャストのアジャニ・ラッセル、カブリーナ・アダムズ、ジュールズ・ロレンゾ、ブレン・ロレンゾが登壇した。

米ニューヨークを拠点に活動するガールズスケートクルーを題材にした本作。さまざまな人種的バックグラウンドを持つ少女たちが、仲間意識や自己発見の大切さを学び成長していくさまが描かれる。

初めて映画に出演した感想を、ジュールズ・ロレンゾは「最初はすごく緊張した。(本作に出演した)スケーターはみんな友達だったのですごく楽しかった」とにこやかに話す。ラッセルはその言葉にうなずきながら「完成した作品を観たときはみんなと過ごした時間を思い出した。すごくいい思い出になった!」と続ける。

今後の活動について問われると、アートスクールに通っているラッセルは「卒業が第一」と答えつつも「『スケート・キッチン』のプロジェクトがまだ進行中なの。注意して見ていてね」と観客に呼びかけた。ジュールズ・ロレンゾは「ショートフィルムを作ったり、スケートをいっぱいしたい!」と目を輝かせ、歌手でもあるブレン・ロレンゾは「歌の活動にフォーカスしたいのと、もっと旅をしたいな」と声を弾ませる。舞台挨拶中も小型のカメラで撮影をしていたアダムズは「映像を撮り続けたい」と展望を語った。

イベントでは、観客からキャストたちへ「あなたにとってスケートとは?」と質問が飛ぶ場面も。アダムズは「14年間スケートをしているから、人生の一部になってる」と、ラッセルは「コミュニケーションツールの1つ。言葉が通じない子とも仲良くなれる」と真摯に答える。そしてジュールズ・ロレンゾは「癒しかな。リフレッシュするための方法」と、ブレン・ロレンゾは「ほかの人とつながれるツール」とスケートへの愛を思い思いに述べた。

Q&Aの終了後には観客の写真撮影タイムが設けられ、キャストたちは短い時間の中でさまざまなポーズを披露してファンを喜ばせた。最後にラッセルが「映画からいいバイブスを受け取って持ち帰ってほしい! ぜひ楽しんで!」とメッセージを送り、舞台挨拶の幕を引いた。

「スケート・キッチン」は現在上映中。

※「スケート・キッチン」はR15+指定作品

(c)2017 Skate Girl Film LLC.