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「ドラゴンボール超」6500人が鳥山明へ感謝の元気玉、コミコンレポ到着

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「ドラゴンボール超 ブロリー」コミコン2018でのイベントの様子。左からクリストファー・サバト、ショーン・シュメル、伊能昭夫。

「ドラゴンボール超(スーパー) ブロリー」より、米サンディエゴで開催されたコミコン・インターナショナル(コミコン2018)のオフィシャルレポートが到着した。

テレビアニメ「ドラゴンボール」シリーズの劇場版第20作となる「ドラゴンボール超 ブロリー」では、宇宙最強の戦闘民族・サイヤ人の強さの原点が描かれる。原作者の鳥山明が脚本とキャラクターデザインを担当した。

現地時間7月19日に行われたイベントでは、世界初解禁となる予告編の上映やパネルディスカッションが行われた。日本からは集英社のドラゴンボール室・室長の伊能昭夫、映画のプロデューサーを務める東映アニメーションの林田師博が参加。また英語版「ドラゴンボール」シリーズで声優を務める孫悟空役のショーン・シュメル、べジータ役のクリストファー・サバトが出席した。

シュメルは、約6500人もの観客を前に「この気持ちを感謝とともに鳥山先生に送りたいと思います!」とコメント。そして突如「Give me your energy!(オラに元気を分けてくれ!)」と悟空のセリフで呼びかけ、観客総立ちで感謝の気持ちを集める元気玉のパフォーマンスが行われた。一方のサバトは「ベジータは元気玉とかやりたがらないキャラクターだから悔しいね。トレーニングを積んで、次回のパネルではシュメルよりもすごい元気玉をやってみたいよ」と悔しさをにじませるコメントで会場を沸かせた。

イベントでは、鳥山からの直筆メッセージが読み上げられる場面も。「(映画は)ブロリーとの戦いだけでなく、悟空、ベジータ、ブロリーの歴史からフリーザ軍までスケールの大きな話になっています。いろいろな要素も付け加えられており、ファンの皆さんに楽しんでもらえるものができたと思います」とシュメルの口から語られた。

最後にはサプライズで予告編がお披露目。伊能は「鳥山先生と脚本を作る中で『もっと! もっと!』と要素を詰め込んだら盛りだくさんになってしまった(笑)。サイヤ人の秘密や悟空とベジータの過去話、もっとも強大な敵とされるブロリーの登場。世界の皆さんに楽しんでもらえる作品ができたと思っています!」と自信をのぞかせる。林田も「今作からキャラクターと背景のデザインが新しくなりました。より原作に近い、そして今っぽさを醸し出したデザインです。新たに鳥山先生に描いていただいた超サイヤ人ゴッドとなった赤髪のベジータも登場します」と明かし、ファンの期待を高めた。

同日より北米を回るツアー「DRAGON BALL NORTH AMERICA TOUR 2018」もスタート。コミコン会場に隣接したホテルには、天下一武道会を再現したセットが建てられた。フォトスポットやゲーム、等身大フィギュアの展示などにシリーズのファンやコスプレイヤーが詰めかけ、長蛇の列も見られた。

「ドラゴンボール超 ブロリー」は、12月14日より全国でロードショー。

(c)バードスタジオ/集英社 (c)「2018 ドラゴンボール超」製作委員会