『ラッパーに噛まれたらラッパーになる漫画』実写ドラマ化、主演は小芝風花
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ドラマ『ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ』が、7月12日と7月13日にテレビ朝日系で放送される。
同作は、インカ帝国が「LINEマンガ」で連載中のサバイバルホラー『ラッパーに噛まれたらラッパーになる漫画』をドラマ化する作品。謎のウイルスによって人類が「ラッパーゾンビ」と化した世界を舞台に、行方不明になった兄を見つけるため、立ちはだかる強敵に挑む稲穂みのりと父の物語が展開される。LINEマンガではドラマ化を記念し、同作を20話まで期間限定で無料公開中。単行本第3巻が7月1日に刊行される予定だ。
主人公・稲穂みのり役を演じるのは小芝風花。ドラマ版では自身初のラップバトルに挑戦しているという。監督を豊島圭介、脚本を渡部亮平が務める。そのほかのキャストや主題歌などは、ドラマのオフィシャルTwitterアカウントで随時発表。
小芝はオファーを受けたときの心境について「“ラップでゾンビを倒す役”だと聞いたので、『えっ!? いったいどういうこと?』とビックリして…。すぐに原作コミックを読ませていただき、『こういうこと!』と納得しました(笑)。いままで“ゾンビもの”や“ラップもの”のドラマはありましたが、”つを融合させた作品は初めて! ものすごく面白そうだなと思って、とてもワクワクしています」とコメント。
原作者のインカ帝国は「自分の描いた漫画がドラマ化されると聞いて、なんだか夢のようでまるで現実味がなかったのですが、主演の小芝さんが主人公のみのりに扮した写真を見て、ようやく実感が湧いてきて嬉しくなりました。小芝さんのような素晴らしい女優さんに主役をやっていただけて、これまで漫画を描いてきて良かったと心から思いました」と喜びを語った。
高崎壮太プロデューサー(テレビ朝日)は「初めてこの企画を提出したとき『まったく意味が分からない。分からないからこそ可能性はある…かも? いや…やっぱり、どうかな…うーん』と言われました。それがどうにかこうにかドラマ化まで漕ぎつけました! ありがとうございます。『ゾンビ』に『ラップ』にと多牌なこの企画ですが、決して無茶なコメディーがやりたいわけではありません。終末世界でサバイバルに挑む女性、さらにラッパーゾンビと対峙していく中で気付いていく自分の本音、この作品の世界でしか描けないドラマに注目して頂ければと思っています」と意気込みを述べている。
さらに、同作の出演者を一般募集するオーディション企画が本日5月20日18:00からLINE LIVEで実施。20歳から30歳までが審査対象となり、LINE LIVEイベントページ内のエントリーボタンをタップし、同サービスで個人配信を行なった参加者の内、視聴者から贈られた応援アイテムポイントの獲得ランキング上位3人が最終面接に進出する。グランプリに選ばれた1人には出演権が授与される。詳細はドラマのオフィシャルサイトで確認しよう。
小芝風花のコメント
オファーを受けたときの心境
最初、“ラップでゾンビを倒す役”だと聞いたので、「えっ!? いったいどういうこと?」とビックリして…。すぐに原作コミックを読ませていただき、「こういうことか!」と納得しました(笑)。いままで“ゾンビもの”や“ラップもの”のドラマはありましたが、2つを融合させた作品は初めて!ものすごく面白そうだなと思って、とてもワクワクしています!台本を読んで感じたこと
クスッと笑えるところもたくさんあってコメディー要素も強いのですが、私が演じるヒロイン・みのりはウイルスが蔓延した世界で、自分にとっていちばん大事なものは何なのか、気づいていく役柄。なので、根本的には焦りや恐怖など、世界が壊れていくときの人間の心理を大切に演じたいなと思っています。また、みのりは彼の行方を捜すために命の危険を顧みずサバイバルをはじめますが、命をかけられる程好きになれる人に出会えるのってうらやましいなと思うし、みのりの行動力は素敵!個性の強いキャラクターたちに翻弄されながらも、みのりが成長していく過程をまっすぐに演じていきたいです。ラップやヒップホップは好きか
実は、自分からヒップホップ音楽を聴いたことがなくて…。今までまったく触れてこなかった分野なので、今はヒップホップ音楽を聴いたり、動画を見たりして勉強しています。これからラップのことを深く知って、どんどん好きになれたらいいなと思います。今回、解禁用ビジュアル撮影のため、カラーエクステを使ったヘアスタイルに挑戦しましたが、こんなハデハデな編み込みは初体験! ヘアメイク中、「どうなるんだろう?」って、興味津々でした。メイクさんが次に何を手に取るのか、予想もつかなくて目が離せなかったです(笑)。ファッション的にも、パーカーが「オーバーすぎるやろ!」っていうぐらいオーバーサイズだったので、ダボっとしたヒップホップスタイルは、ものすごく新鮮でした。ラップバトルに挑戦する意気込み
ラップバトルの動画も見て勉強しているのですが、なかなか難しそう…。ビートにのることに必死になって気持ちがおろそかにならないよう、監督と相談しながら作っていけたら…。とにかく頑張ります!視聴者へのメッセージ
なにせ主人公を演じるのがラップ未経験者の私なので、ラップを知らない方も、ラップが大好きな方も、温かい目で見ていただけたらうれしいです! 私自身、どんな作品になるのか楽しみにしていますし、フラットな感じで見ていただけたら…。「こんなん、ありえへんやろ!」っていう、このドラマならではの面白い世界を楽しんでいただけるように頑張って演じていきます!インカ帝国のコメント
自分の描いた漫画がドラマ化されると聞いて、なんだか夢のようでまるで現実味がなかったのですが、主演の小芝さんが主人公のみのりに扮した写真を見て、ようやく実感が湧いてきて嬉しくなりました。小芝さんのような素晴らしい女優さんに主役をやっていただけて、これまで漫画を描いてきて良かったと心から思いました。ようやく家族に誇れるような事が出来てとても嬉しいです。
高崎壮太プロデューサー(テレビ朝日)のコメント
初めてこの企画を提出したとき「まったく意味が分からない。分からないからこそ可能性はある…かも?いや…やっぱり、どうかな…うーん」と言われました。それがどうにかこうにかドラマ化まで漕ぎつけました!ありがとうございます。「ゾンビ」に「ラップ」にと多牌なこの企画ですが、決して無茶なコメディーがやりたいわけではありません。終末世界でサバイバルに挑む女性、さらにラッパーゾンビと対峙していく中で気付いていく自分の本音、この作品の世界でしか描けないドラマに注目して頂ければと思っています。
主人公・みのりは誠実に必死に演じて頂ければ頂くほどこの作品がコメディーとして面白くなると信じていますので、小芝風花さんにこの役を演じて頂けるのを今からワクワクしております!(フリースタイルにはあまり詳しくないとのことなので、とりあえず『R-指定vsDOTAMA』はクランクイン前に見てもらうようにします!)
生と死(ゾンビ)、ラップと方言、都市と地方、エリートと普通人、メインカルチャーとカウンターカルチャー、本音と建て前、と面白いくらい「二項対立」が散らばっている本作なのですが、その対立項がごちゃっと丸飲みされる終末世界で巻き起こるドラマにもご注目ください!原作のギャグやポテンシャルに応えつつ、さらにドラマ実写化で一皮むけた「ラッパーに噛まれたらラッパーになる」をお見せ出来ればと思っております!