「X-MEN」ソフィー・ターナーが憧れのジェシカ・チャステインから学んだものとは
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左からジェシカ・チャステイン、ソフィー・ターナー。
「X-MEN:ダーク・フェニックス」でジーン・グレイを演じるソフィー・ターナーのコメントが到着した。
事故がきっかけで悪の人格“ダーク・フェニックス”を解き放ってしまったジーンとX-MENの戦いが描かれる本作。ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のサンサ・スターク役でも知られるターナーはフランス・パリで行われたインタビューにて、役作りや憧れの女優との共演について語った。
ターナーは「今回のストーリーはこれまでととても異なる。たとえば『LOGAN/ローガン』ぐらいに異なるかしら。キャラクターが立っていてエモーショナルで、すごく地に足の着いたリアルな感情を扱っている」と本作を説明。「私たちは今回の映画を、すごくシリアスなものにしたかった。だからこれはスーパーヒーロー映画でありながら、ファミリードラマのようでもあるの」と述べる。
さらに「監督と相談して、ジーンの苦悩をできるだけリアルなものとして表現することを目指した。それで分裂症やアイデンティティの混乱について研究したの。そして超能力を、人々にとって感動的なものとして描こうとした」と役作りを回想。「とにかくたくさんリサーチをしたのだけど、とても興味深い経験だったわ」と話した。
ターナーは、ジーンの前に現れる“謎の女”を演じたジェシカ・チャステインにも言及。もともとチャステインの大ファンだったターナーは「女優としても人間としても、とても多くのことを学んだわ。一番勉強になったのは、臆することなく自分の意見を述べるということ。私はシャイだから、常に目上の人に対しては臆してしまう。でもジェシカはそういった点でとても助けになってくれた。とても母性的で、ゴッドマザーのような人」と賛辞を惜しまず、「私もいつか、彼女ぐらい自分の意見をはっきり言えるようになりたいと思う」とコメントした。
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」からシリーズのプロデュースを担当してきたサイモン・キンバーグがメガホンを取った「X-MEN:ダーク・フェニックス」は、6月21日より全国ロードショー。
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