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チャン・ツィイー10年ぶりに来日、田中圭はゴジラ像見上げ「映画のが迫力ある!」

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「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」ゴジラカーペットイベントの様子。

「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」の“ゴジラカーペットイベント”が、本日5月27日に東京・歌舞伎町ゴジラロードで開催され、キャストの渡辺謙、チャン・ツィイー、日本語吹替版キャストの芦田愛菜、木村佳乃、田中圭、監督のマイケル・ドハティ、プロデューサーで共同脚本も担当したザック・シールズが登壇した。

「GODZILLA ゴジラ」から5年後の世界を舞台に、復活した怪獣たちの戦いと特務機関・モナークの活躍を描く本作。渡辺が芹沢猪四郎役を続投し、チャン・ツィイーが今作から登場するアイリーン・チェン役として出演した。また、芦田が純古生物学者である母の研究に興味を持つ少女マディソン・ラッセル、木村がマディソンの母親で元モナーク幹部のエマ、田中がエマの元夫で動物学者のマークに声をあてている。

口火を切った渡辺は、自身が出演した「名探偵ピカチュウ」のイベントが先日同じ場所で行われたことを引き合いに出し、「この間は(カーペットが)イエローでしたが今回はブルーで……」と様変わりした会場に驚いた様子。また、今作のゴジラの身長と同じ119.8mのブルーカーペットの上で「距離も長かったので、ゴジラに懸ける思いを東宝さんから感じました」と話した。10年ぶりに来日を果たしたチャン・ツィイーは、「皆さんこんにちは、チャン・ツィイーです」と日本語で挨拶し会場を沸かせる。続けて「この映画には我々全員が登場しますが、重要ではありません。一番大事なキャラクターはゴジラです」と笑顔を見せた。

芦田は「ここにいらっしゃる皆さんの盛り上がりを見て、本当にすごい作品に参加させていただいたんだなと強く感じました」と感慨深げな表情。木村も「ゴジラ生誕65周年ということで、私もゴジラの作品に声優として参加させていただいたことをとても光栄に思います」と述べる。さらに田中がマイクを握ると会場から「かわいいー!」と声が上がり、「ありがとうございます」と照れたように田中は返答。「小さい頃からゴジラシリーズを観させていただいて、それに出させていただくってことはすごくプレッシャーです」と映画への思いを垣間見せたあと、目の前に佇む新宿東宝ビルからのぞく巨大なゴジラ像を見上げながら、「映画のワンシーンを思い返しているんですけど、映画のほうが迫力ありました!」とさりげなく作品をアピールする。

ゴジラのおもちゃに囲まれながら子供時代を過ごしたというドハティは、「ゴジラは僕の友人でありましたし、僕を守ってくれる存在でもありました。学校でからかわれたときも、ゴジラがやって来てやっつけてくれないかなと願っている、そんな子だったんです」とゴジラへの愛情の深さを吐露。「ゴジラを生まれ故郷である日本に連れて帰って来ることができました」と話すと、シールズも「65年間のレガシーの一部になれることを大変光栄に思っています」とコメントした。

締めの挨拶では、「とにかく面白いです。絶対面白いです」と作品に対する自信をのぞかせた渡辺。「僕も最後けっこうヤバいところがあるので、お楽しみに!」とファンに期待を持たせイベントは終了した。

「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」は5月31日に世界同時公開。

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