上映企画『EUフィルムデーズ』にエッシャーの記録映画など日本初公開作14本
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上映企画『EUフィルムデーズ2019』が、5月31日から東京・京橋の国立映画アーカイブ、6月7日から京都・京都府京都文化博物館、7月3日から広島・広島市映像文化ライブラリー、7月18日から福岡・福岡市総合図書館で開催される。
「映画で旅するヨーロッパ」をテーマに、EU加盟国で制作された映画を一挙に上映する『EUフィルムデーズ2019』。今回は22か国から、日本初公開作14本を含む24プログラムを紹介する。
ラインナップには、エストニアのモーニカ・シーメッツ監督による『小さな同志』、オープニングを飾るオーストリアの『キオスク』、版画家、マウリッツ・コーネリス・エッシャーの生涯と作品を紹介するドキュメンタリー映画『エッシャー 無限の旅』、アントニオ・ヌイチ監督のコメディー作品『人生はトランペット』、スロヴェニアの『イヴァン』、ロベルト・セドラーチェク監督による『ヤン・パラフ』、6月22日に一般公開を予定しているアク・ロウヒミエス監督の『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』などの日本初公開作品に加え、アイルランドのドラァグクイーン、パンティ・ブリスの半生を追ったドキュメンタリー映画『クイーン・オブ・アイルランド』、『ローマに消えた男』に続いてロベルト・アンドー監督がトニ・セルヴィッロを再び主演に迎えた『修道士は沈黙する』などが並ぶ。現在、上映作品を紹介する動画がYouTubeで公開中だ。
なお東京会場、京都会場ではトークイベントを実施。『ヤン・パラフ』のロベルト・セドラーチェク監督による講演のほか、『心と体と』上映時には大九明子監督の登壇などが予定されている。上映スケジュールおよびゲストなど、詳細は『EUフィルムデーズ2019』のオフィシャルサイトでチェックしよう。