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ノンスタ石田、相方・井上の演技にアメリカ進出期待?「井上をハリウッドに」

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「耳を腐らせるほどの愛」完成披露上映会にて、左から菅原永二、長井短、信江勇、山谷花純、井上裕介、森川葵、村田秀亮、石田明、豊島圭介。

「耳を腐らせるほどの愛」の完成披露舞台挨拶が、東京のシネ・リーブル池袋で5月28日に行われ、キャストの井上裕介(NON STYLE)、森川葵、山谷花純、信江勇、村田秀亮(とろサーモン)、菅原永二、長井短、脚本を手がけた石田明(NON STYLE)、監督の豊島圭介が登壇した。

本作は無人島のホテルで死体が発見されたことから起きる騒動を描いたミステリーラブコメディ。事件の被害者・鈴木鈴吉役で死体として登場する井上は「監督や石田から『寝ていればお金が入るシステムが生まれた』と言われたので、その通りにぐっすり寝させていただきました。死体を演じているとき、本当に寝ているとき、しっかり代役のときがあるので見極めてほしい」と打ち明ける。すると石田から「明らかに1カ所だけ、井上がマネキンになってるところがあります」とさらなる裏話が飛び出し、井上は「皆さん、目を凝らしてこの4変化を見つけてください」と呼びかけた。

泊まり込みで行われた撮影の話題では、酒にまつわるエピソードが展開される。森川は「楽しかったよね」と振り返り、山谷は「一番セリフ量の多い八嶋(智人)さんが一番飲んでたっていう印象」と報告。信江は「朝から晩までずっと一緒で。夜はお酒飲んで、翌朝『よし、仕事だ』って」、長井も「朝4時くらいまで飲みましたよね」と回想し、井上は「全員酒の話しかない!」と嘆いていた。

撮影では八嶋がアドリブを連発していたようだが、井上は村田も負けじとアドリブを放っていたと明かす。「4、5種類ボケたところがあったけどカットされていて。後半で『あ、おそらくボケたんやろうな』ってところが見つかると思う(笑)」と隠れた見どころを紹介すると、村田は「一応芸人だから(アドリブを)入れたかった。でも、ちゃんと全部カットされてて。あんなキレイにする?」と苦笑い。豊島は「面白かったけど、長いなと思って」とストレートに言い放ち、石田も「でも村田さん、この中で一番台本通りでしたよ(笑)」と村田の印象を述べる。

また石田は、本作について「僕のやりたいことが詰まってて、もうね……超ウケるよ! 悩んでることとか忘れるくらい気の抜けた作品になってますので、存分に楽しんでください」とアピール。「もともと井上の演技なんて期待してなかったけど、今回の演技を見て、井上をハリウッドに持っていかないとアカンなと。新しいヤツを書き始めます。ちゃんとした純愛のやつを(笑)」と井上の“アメリカ進出”に意欲をのぞかせた。

「耳を腐らせるほどの愛」は、6月14日よりシネ・リーブル池袋ほか全国で順次公開。

(c)「耳を腐らせるほどの愛」製作委員会