「神様のカルテ」の深川栄洋、妻ホーチャンミとともに15年ぶりの自主映画を制作
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左から深川栄洋、ホーチャンミ。
「神様のカルテ」「そらのレストラン」の監督・深川栄洋が15年ぶりに手がける自主映画「光復」のクラウドファンディングプロジェクトが、CAMPFIREにて6月23日まで展開されている。
本作は、深川にとって商業映画デビュー以来初となるオリジナル企画。自身で脚本を書き、妻のホーチャンミとともに資金集めやロケハン、オーディションなどを行っている。ホーチャンミ主演の本作で描かれるのは、長野で親の介護をしながら慎ましく暮らす女性・大島圭子の物語。高校の同級生・横山賢治との再会を経て明るさを取り戻した圭子だったが、ある日母がインシュリン過剰投与により急死してしまったことで、人生が一変する。
このプロジェクトにあたり、深川は「僕の映画の始まりは自主映画だから、僕の本当にやりたい映画をここから始めたいと思っています」とコメント。メインキャストにはオーディションで選んだ演技初心者を起用している。2020年2月までの間に3期に分けて撮影を行い、作品は同年夏に完成予定。クラウドファンディングのリターンには、オリジナルグッズや、書家でもあるホーチャンミによる作品制作、完成パーティへの招待券などが用意されている。
「光復」は、2021年に公開予定。