ムロツヨシ×古田新太×田中圭『Iターン』オープニング曲はにゃんぞぬデシ
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©「Iターン」製作委員会
7月からテレビ東京系で放送されるドラマ『Iターン』のオープニング主題歌とメインビジュアルが発表された。
福澤徹三の同名小説を原作にした『Iターン』は、広告代理店に勤める45歳の営業マン狛江が、左遷先の阿修羅市でのミスをきっかけに2人のヤクザの組長の間で右往左往する様を描いた作品。毎話、究極の選択を迫られる狛江役をムロツヨシ、阿修羅市を牛耳る岩切組組長・岩切猛役を古田新太、岩切組と対立する竜崎組組長・竜崎剣司役を田中圭が演じる。
オープニング主題歌には、にゃんぞぬデシがドラマのために書き下ろした“勘違い心拍数”を起用。ドラマ主題歌を担当するのは今回が初となるにゃんぞぬデシは「私は主人公の狛江さん(ムロさん)が心の中に住んでいたり、住まざるをえない環境にいる方は多いのではないかと思いました。人の顔色を伺ったり、自分の言いたいことを言えなかったり、力のある人間が力を振り回している時に、『かかってこい!』と思いながら脳内再生されて、この曲があなたの味方になれることを願っております」とコメントを寄せている。
メインビジュアルには「不幸の奈落へ、単身赴任!?」というキャッチコピーと共に狛江、岩切猛、竜崎剣司の姿が写し出されている。
にゃんぞぬデシのコメント
「Iターン」のオープニングテーマを担当させて頂くにゃんぞぬデシです。
この度初めてドラマのオープニングをやらせていただくので、心拍数が上がっています。
脚本を読んでいると不思議なことに、ムロツヨシさんや古田新太さんや田中圭さんが私の頭の中で、毎週楽しみに観ているドラマのように浮かんでくるのです。
そして、音楽を聴いているわけではないのに体が勝手にリズムを刻んでしまうのです。
完全にハマりました。
笑っていたと思えば、心が温かくなったり、締め付けられたり、涙が溢れていました。
私は主人公の狛江さん(ムロさん)が心の中に住んでいたり、住まざるをえない環境にいる方は多いのではないかと思いました。人の顔色を伺ったり、自分の言いたいことを言えなかったり、力のある人間が力を振り回している時に、「かかってこい!」と思いながら脳内再生されて、この曲があなたの味方になれることを願っております。内田英治監督のコメント
80年代風味のストーリーに、YouTube人気からスタートしたとても現代的な音楽であるにゃんぞぬデシ。ふたつのまったく異なる組合せに、不安はまったくなく、あがってきた音楽を劇中にはめ込んだときの“ピッタリ感”にはとても心地よいものがありました。やはり作品のために、書き下ろされた曲っていいっ!あと、本人、ほんとヘンな子で、そこに立っているだけで、何かを感じさせられてしまうオーラを持っております。まさに新世代のアーティストである、にゃんぞぬデシがこのドラマとともに突き進んでゆくのを楽しみにしています。
山鹿達也プロデューサー(テレビ東京)のコメント
中年サラリーマンが地方に飛ばされ、ヤクザの舎弟になり…どこか昭和テイストで男くさいドラマに、「ポップで可愛らしさ、懐かしさと新しさ」を吹き込んでもらい、素敵なオープニングになりました。疾走感があり、前向きな気分になれる耳に残る心地よいサウンドです。