山本彩、ライブハウスツアー沖縄で終幕「皆さんの存在に感謝」
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山本彩(写真提供:UNIVERSAL SIGMA)
山本彩が昨日6月2日に全国ツアー「2019年ソロツアー『I'm ready』」のファイナルとなる沖縄・桜坂セントラル公演を開催した。
2月下旬の埼玉・HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3を皮切りに、全国各地で27公演を行ってきた山本。NMB48卒業後、ソロシンガーとして1から始めるという決意を持って臨んだツアーということもあり、ツアー冒頭はファンとの距離感が近いライブハウスを回り、終盤に5都市のZepp会場に入るというスケジュールが山本本人の意思によって組まれた。ファイナル公演では、山本がリスペクトするバンド・ELLEGARDENの「ジターバグ」が開演直前のBGMとして流されると、すでに観客はライブ本番さながらのテンションに。熱気高まる中、山本は1曲目に「Bad Days」を披露し、「ツアーファイナル! 楽しんでいきましょう!」と叫ぶと、続けて「JOKER」を投下。「スマイル」まで3曲を届けた山本は「改めまして、山本彩です! めちゃくちゃ楽しいです! 今日はツアーファイナルでテンションも上がってますし、寂しさもありますが、一緒に燃え尽きてくれますか?」とファンに呼びかけた。
「夢の声」「どうしてどうして」「彼女になりたい」とライブ定番曲を演奏したあと、「ハイターイ!」と沖縄の方言で観客の声援に応えた山本は、「今日はライブハウスでお客さんの人口密度もスゴいけど、ステージ上の人口密度も高いです! 先日まではZepp公演だったのでほかのライブハウスと比べると皆さんと距離が遠くて寂しかったですが、今日はプライベートゾーンもないくらいの距離で緊張します……。ですが、とてもうれしい限りです!」と笑顔を見せた。またライブ中盤にはゆったりしたテンポの「ひといきつきながら」で一旦クールダウンし、「雪恋」「サードマン」でしっとりとした歌声を披露。山本自身が作詞作曲を手がけた1stシングル「イチリンソウ」を歌うと、山本は「『イチリンソウ』は私自身が『イチリンソウ』のようになれたら……という思いを込めて制作しましたが、皆さんも元気がないときに聴いてもらえるとうれしいです」と楽曲に込めた思いをファンに伝えた。「ここからは何も考えず、楽しんで行きましょう! ラストスパート行くぞ!」という山本の言葉を合図に、ライブはラストブロックに突入。「ヒトコト」「喝采」などが次々に届けられ、熱狂のままに本編が終了した。
アンコールで山本は、「今日は新しい発表はないのですが、今、たくさん曲を作っています! いつ聴いていただけるかわかりませんが、楽しみにしていてくれるとうれしいです」と、ツアーの合間を縫って着々と楽曲制作を進めていることを報告。「ソロシンガーとしては1年目のド新人ですが、多くの方に私を知っていただけるように、より気持ちを込めて歌っていきますので、私の音楽と、私、山本彩をよろしくお願いいたします。そして、本当に皆さんの存在に感謝しております」とアーティストとしてのスタンスとファンへの謝意を表明した。アンコールで2曲を歌い終えたあと、山本はさらにライブ本編でミスをしてしまったという「イチリンソウ」「Are you ready?」の2曲を“リベンジ”として再びプレイ。3カ月以上におよんだツアーを笑顔で締めくくった。
山本彩 2019年ソロツアー「I'm ready」2019年6月2日 沖縄県 桜坂セントラル セットリスト
01. Bad Days
02. JOKER
03. スマイル
04. 夢の声
05. どうしてどうして
06. 彼女になりたい
07. ひといきつきながら
08. 雪恋
09. サードマン
10. イチリンソウ
11. ヒトコト
12. 喝采
13. Let's go crazy
14. Are you ready?
15. レインボーローズ
<アンコール>
16. 君とフィルムカメラ
17. メロディ
<リベンジ>
18. イチリンソウ
19. Are you ready?