池松壮亮が細田佳央太の魅力語る、演技合戦も収めた「町田くんの世界」メイキング
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「町田くんの世界」
6月7日に封切られる「町田くんの世界」より、細田佳央太と池松壮亮を捉えたメイキング映像がYouTubeで公開された。
安藤ゆきの同名マンガを石井裕也が映画化した本作。運動も勉強も不得意だが、人を愛し、人に愛される才能を持つ高校生・町田一が、周囲の人々を変えていくさまを描く。映像には、細田演じる町田くんと、池松扮する週刊誌の記者・吉高が対面するシーンの撮影風景を収録。石井が「もっとがんばらないと。(池松に)声量で負けてるから」と激を飛ばすさまや、細田が一生懸命だが低速な町田くん走りを披露する様子が映し出された。映像内で池松は「(細田は)すごくいい目をしていて、ちょっとファニーな顔をされていて。ああいう人が主人公の映画って日本映画ではなかなかないと思いますし、顔が好きです!」と細田を称賛している。
また池松は、新人ながら主演に抜擢された細田とヒロイン役の関水渚との共演を「面白かったですよ。素晴らしい2人でしたし、身ひとつで立ち向かってくるわけですから、どっちも普段以上に気を引き締めないとやられてしまいます」と回想。さらに「あの2人は令和なんです。佐藤浩市さんは昭和なんです。僕は平成なんです。世代間の話じゃないですが、平成がうかうかしてられないじゃないですか。平成はなんだったんだ?と言われるから。どう踏ん張っても。でも、大衆を、世界を相手にするには、令和だけじゃ映画はダメだと思うんです。もちろん平成だけでもダメだし、昭和だけでもダメで。だから今回、おのずとグルーヴ感は出ていると思います」と考えを述べた。
岩田剛典、高畑充希、前田敦子、太賀、戸田恵梨香も出演した「町田くんの世界」は、全国でロードショー。
(c)安藤ゆき/集英社 (c)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会