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冷戦下の歌手とピアニストの恋描く「COLD WAR」、「2つの心」歌唱シーン公開

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「COLD WAR あの歌、2つの心」

「COLD WAR あの歌、2つの心」の本編一部映像が、YouTubeにて公開された。

第71回カンヌ国際映画祭で監督賞を獲得した本作は、冷戦下のポーランドで出会った歌手を夢見る女性ズーラとピアニスト・ヴィクトルの姿を描くラブストーリー。「イーダ」のパヴェウ・パヴリコフスキが監督を務め、ズーラをヨアンナ・クーリグ、ヴィクトルをトマシュ・コットがそれぞれ演じた。

今回公開されたのは、ポーランドで長く歌い継がれてきた伝統的な楽曲「ドゥヴァセルドゥシカ(2つの心)」を、少年少女たちを集めた“マズレク舞踊団”が歌唱するシーン。舞踊団の立ち上げメンバーでもあるヴィクトルが指揮をする様子や、ズーラがセンターで高音を歌い上げる姿も収められた。同曲では、「2つの心と4つの瞳 昼も夜もずっと泣いている」という歌詞に、「オーヨーヨイ」というリフレインが盛り込まれている。パヴリコフスキは本作のテーマについて「結局、大きな疑問は、永遠に続く愛の可能性はあるのか? 愛は、人生を、歴史を、この世界を超越することができるのか?」と語った。

「COLD WAR あの歌、2つの心」は、6月28日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開。