大家族の化けの皮が剥がれるさま描く、イタリア映画「家族にサルーテ!」冒頭映像
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「家族にサルーテ!イスキア島は大騒動」
イタリア映画「家族にサルーテ!イスキア島は大騒動」の冒頭シーンがYouTubeで公開された。
「幸せのちから」「パパが遺した物語」のガブリエーレ・ムッチーノが監督を務めた本作。ピエトロ&アルバ夫妻の結婚50周年を祝うため、イタリア・イスキア島に集まった親戚一同の嫉妬や欲望があらわになっていくさまが描かれる。ステファノ・アコルシ、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、ステファニア・サンドレッリ、サンドラ・ミーロらがキャストに名を連ねた。
このたび解禁となった映像には、親族たちが続々と船着き場に到着するさまが収められている。ムッチーノは原題である「A casa tutti bene(家ではみんないい感じ)」について「偽善の仮面を被って生きてきた、大家族の化けの皮が剥がれるまでの状況を表しているんだ」と説明。「家族が逃げられない空間と時間の中、お互いに向き合うことによって、不安や不幸、欲求不満、裏切りや嫉妬が浮かび上がる。この映画は家族を通じて人間同士、つまり社会全体という大きな関係性のエネルギーを語っているんだよ」と述べた。
「家族にサルーテ!イスキア島は大騒動」は、6月21日より東京のBunkamura ル・シネマほか全国で順次ロードショー。
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