「コンフィデンスマンJP」第2弾製作に東出昌大ら歓喜、長澤まさみ「男装がいいな」
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「コンフィデンスマンJP」大ヒット御礼舞台挨拶の様子。
「コンフィデンスマンJP」の大ヒット御礼舞台挨拶が本日6月6日に東京・TOHOシネマズ 日比谷で行われた。
長澤まさみ演じるダー子、東出昌大演じるボクちゃん、小日向文世演じるリチャードの信用詐欺師3人組が、香港を舞台にマフィアのパープルダイヤを狙ってコンゲームを繰り広げる本作。5月17日に封切られ、現時点での動員数は150万人、興行収入は19億円を記録している。
本日の舞台挨拶にはキャストの東出、小日向、小手伸也、監督の田中亮が、別の仕事と重なって欠席となった長澤のパネルを持って登場。東出が「これに触れましょう」と残念そうにパネルを示すと、小日向も「忙しいみたいですね」とうなだれる。小手は長澤に言いたいことがあると明かし、「映画の番宣でバラエティなどに出させていただいたんですけど、(長澤と)僕の距離感が近すぎるらしくて(笑)。それがネットニュースでブワーッと拡散して、ガチでお叱りのツイートも見ました」と苦笑い。田中が「だから今日(長澤は)来てないんですね」とニヤリとした表情で話すと、小日向もわざとらしく「本当に近かったらしいですね」とたたみかける。小手は「それを言い出したら……!」とあたふたし、会場に笑いを起こした。
その後も登壇者たちの“小手いじり”は止まらない。小日向が「小手くんの汗っかきの話は?」と撮影を振り返ると、小手は「香港は暑かったから衣装は汗染みが目立たない紺だった……これネタバレか?」と鑑賞前の観客に配慮。しかし田中から「誰もそこを楽しみにしてない(笑)」とツッコミが入り、再び場内に笑い声が響き渡った。また小手は「大ヒットしてるということはご祝儀がもらえるんですかね?」と期待を口にする。田中が「ギャラをたくさんいただいてるじゃないですか?」と述べると、小手は「そんなことない!」と必死で否定していた。
舞台挨拶では長澤からのビデオメッセージが上映されたのち、彼女と登壇者が生電話をする時間も。「撮影現場にいるんですよ」と話す長澤に対し、小日向は「本当は焼肉屋じゃないの? 都内? 来れるんじゃない?」と促す。すると舞台袖から長澤が突如として登場し、会場に大歓声を沸き起こした。観客のみならず登壇者にも長澤の参加は知らされておらず、東出は「撮影は!?」、小日向は「だまされたよ」と言いつつ、笑顔で彼女を歓迎。長澤は「本当に来れないはずだったんだけど、来れることになって。だったらみんなをだまそうって」と茶目っ気たっぷりに企みを伝える。
さらに長澤からサプライズで、映画「コンフィデンスマンJP」第2弾の製作も発表された。会場が大きな拍手に包まれる中、長澤は「とってもうれしいです。この作品に満足してくれている方がたくさんいるんだなと。がんばってみんなで撮影したいと思います」と胸中を語る。第2弾製作も知らされていなかった東出は「スケジュールどうなってるんだろう?(笑)」と現実的な心配をし、小日向は「これでおしまいかなと思ってたけど、またみんなに会える。うれしいなあ」と満面の笑みを浮かべた。また、次回作で行いたい変装を聞かれた長澤が「男装がいいな。ボクちゃん(東出)も女装してみたいって言ってたし」と明かすと、東出は「だいぶでかいけどね。でも僕けっこういけますよ、女装」と自信がある様子。小日向は「僕は宇宙人の役」と淡々と希望を述べた。
(c)2019「コンフィデンスマンJP the movie」製作委員会