“暴力”の肯定と否定を繰り返し立ち上げる、匿名劇壇「大暴力」開幕
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匿名劇壇「大暴力」より。(撮影:堀川高志 / kutowans studio)
匿名劇壇「大暴力」が、本日6月7日に兵庫・神戸アートビレッジセンター KAVCホールで開幕した。
作・演出を福谷圭祐が手がける本作は、同劇場の新たな演劇シリーズ「KAVC FLAG COMPANY 2019 - 2020」の参加作品。出演者には、石畑達哉、佐々木誠、芝原里佳、杉原公輔、東千紗都、福谷、松原由希子、吉本藍子が名を連ねている。
開幕に際して福谷は、「ときに暴力を肯定し、改めて否定する。それを何度も繰り返す。そして何かが立ち昇る。そんなことをめざした作品です」と本作を紹介し、「はじめての神戸の地に、ワクワクしています」と心境を語っている。上演時間は約1時間15分。公演は6月9日まで。
福谷圭祐コメント
今作「大暴力」を作るときにまず前提としたのは、暴力を肯定するような作品にはしたくないということでした。その上で、フラッシュフィクションという形式で組み立てる以上、すべてがすべて否定の一辺倒では成り立たないだろうと考えました。ときに暴力を肯定し、改めて否定する。それを何度も繰り返す。そして何かが立ち昇る。そんなことをめざした作品です。はじめての神戸の地に、ワクワクしています。
匿名劇壇「大暴力」
2019年6月7日(金)~9日(日)
兵庫県 神戸アートビレッジセンター KAVCホール
作・演出:福谷圭祐
出演:石畑達哉、佐々木誠、芝原里佳、杉原公輔、東千紗都、福谷圭祐、松原由希子、吉本藍子