美しき連続殺人犯描く「永遠に僕のもの」公開、主演俳優の来日も決定
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「永遠に僕のもの」ポスタービジュアル
ペドロ・アルモドバルがプロデューサーに名を連ねた映画「El Angel」が、「永遠に僕のもの」の邦題で8月16日より公開される。
実話をもとにした本作の舞台は、1970年代のアルゼンチン・ブエノスアイレス。幼い頃から他人の持っているものを無性に欲しがったカルリートスは、思春期に入って、窃盗が自分の天職だと気付く。新しく入った学校でラモンという青年に出会い、一瞬にして魅了されるカルリートス。ラモンの気を惹くためにカルリートスはこれ見よがしな態度を取り、やがて2人は人を殺め始める。
カルリートスのモデルは、その美貌から“ブラック・エンジェル”“死の天使”と呼ばれたアルゼンチンの連続殺人犯カルロス・エディアルド・ロブレド・プッチ。彼は自分が望むすべてを手に入れるために窃盗や嘘を重ね、数年で12名以上の殺人を犯した。映画ではアルゼンチンの新星ロレンソ・フェロがカルリートスを演じ、ルイス・オルテガが監督を務めている。
「永遠に僕のもの」は東京・シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次ロードショー。なおフェロは6月下旬に来日する。
※「El Angel」のAはアキュートアクセント付き
※「永遠に僕のもの」はR15+指定作品
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