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金子大地&石川瑠華、第2回未完成映画予告編大賞グランプリ受賞作『猿楽町で会いましょう』主演に

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リアルサウンド

 第2回未完成映画予告編大賞 MI-CANにてグランプリを受賞した『猿楽町で会いましょう』の製作が開始し、金子大地と石川瑠華が主演を務めることが決定した。

参考:『腐女子、うっかりゲイに告る。』純と紗枝に芽生えた感情とは何だったのかーー各々の未来に進んだ最終回を観て

 堤幸彦監督や大根仁監督を擁する映像制作会社オフィスクレッシェンドが主催している映像コンテスト、未完成映画予告編大賞 MI-CANは、ある地域を舞台にした“3分以内の予告編”で審査を行い、次代を担うクリエイターの発掘・育成を目指したプロジェクト。全205作品の中から第2代グランプリ作品に選定され、映画として製作される本作は、駆け出しのフォトグラファー小山田と、読者モデルのユカによるラブストーリー。

 駆け出しのフォトグラファー小山田は、撮影で読者モデルのユカと出会う。コケティッシュでピュアなユカに惹かれ、彼女を被写体に次々と作品を撮り始める小山田。そして2人は付き合い始め、猿楽町で撮った作品はコンテストで受賞し、周囲に認められ始める。しかし、元カレの存在を知った小山田は次第にユカの言動を疑い始める。ハッピーなボーイ・ミーツ・ガールが一転、シニカルなクライマックスに向けて疾走する。

 主人公の小山田を演じるのは、ドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る。』(NHK総合)や『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)で注目を集める金子。W主演として小山田のもとに転がりこんでくるヒロイン・ ユカを、映画『イソップの思うツボ』の主演に抜擢された石川が演じる。そして、助監督として多数の作品参加し、その後広告を中心とした映像ディレクターとして活躍する児山隆が、本作にて初のメガホンを取る。

 なお本作は、6月17日よりクランクイン。キャスト、スタッフ陣からはコメントも寄せられた。

【児山隆監督 コメント】
僕はわりと映画が好きでよく映画を観に行くんですが、そんな僕が「観たい!」という映画にどうやらなりそうです。素晴らしい(本当に)スタッフの皆さんに、最高な(とんでもなく)キャストが集まりました。この最高なメンバーと一緒に面白い映画をつくりに行ってきます。

【金子大地 コメント】
『猿楽町で会いましょう』の予告編を観たとき、石川さん演じるユカに惹きこまれて、物語がますます気になりました。また、脚本を読んだときは、恋愛をしたような気分と、怒りと、何かもどかしい感情が生まれました。この作品に参加できることが凄く嬉しいです。3分間の予告から生まれたこの作品がどう大きくなっていくのか、その過程を小山田という役を通して見れることが僕自身とても楽しみです。

【石川瑠華 コメント】
予告編『猿楽町で会いましょう』は、私の初めての映像の現場でした。当時たくさん支えてくださった監督、スタッフの方々と再会でき、こうして『猿楽町で会いましょう』を映画化できることが本当に嬉しいです。私の役は嘘ばかりつく女の子。そんな彼女と今作品を通して、真正面からぶつかりたいと思っています。力強いキャス トの方々も加わり、撮影が楽しみです。最後まで児山監督を信じて頑張りたいと思います。

【「未完成映画予告編大賞 MI-CAN」事務局リーダー 株式会社オフィスクレッシェンド取締役副社長COO 神康幸 コメント】
3分の「未完成予告編」から、とんでもない作品が産声を上げようとしている。脚本を読んでいる と、ヒリヒリとイタイ。だけど、今のシブヤのリアルが、そこにある。金子さんと石川さん。願ってもないキャスト布陣の凄まじい演技バトルが体験できそうだ。そして、児山監督の映像マジックに酔いしれていただきたい。

(リアルサウンド編集部)