チャン・イーモウ監督最新作『SHADOW/影武者』9月公開決定 影武者を水墨画の世界観で描く
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チャン・イーモウ監督の最新作『SHADOW/影武者』が、9月6日より全国公開されることが決定し、 予告編と日本版ポスタービジュアルが公開された。
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本作は、チャン・イーモウ監督が『HERO』(2002年)、『LOVERS』(2004年) 以来、再び挑む歴史活劇。主要スタッフと再タッグを組み、『三国志』の荊州争奪戦をダイナミックにアレンジする。
監督が「自分が本当に撮りたい物語と巡り合った」と語る本作は、第75回ヴェネチア国際映画祭にて絶賛され、 第55回金馬奨では4部門受賞、第13回ASIAN FILM AWARDSでは最多4部門を受賞した。
主演は、『戦場のレクイエム』(2007年) 、『人魚姫』(2016年)、のダン・チャオ。 今回演じるのは、 頭脳明晰で武芸の達人でもある沛(ペイ)国の重臣・都督(トトク)とその影武者の1人2役。筋骨隆々な影武者から20kg減量し病んだ都督役に挑む。
歴史ドラマ『宮廷の諍い』 (2011年)や『月に咲く花の如く』(2017年)などで知られ、ダン・ チャオと私生活でも夫婦であるスン・リーが妻役を演じる。
公開された予告編では、領土奪還を願う沛国の重臣・ 都督の影武者が鋭い刃で作られた傘をふるい、 炎国の将軍にして最強の戦士・楊蒼(ヤン・ツァン)と対峙する様子が冒頭から映し出される。ダン・チャオが1人2役で自らの影武者に傘武術を指南する姿が切り取られている。(リアルサウンド編集部)