“昭和・平成”と“令和”、「ゴドーを待ちながら」2バージョンが上演スタート
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KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「ゴドーを待ちながら」昭和・平成ver.より。(撮影:宮川舞子)
KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「ゴドーを待ちながら」が、昨日6月12日に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで開幕した。
多田淳之介が演出を手がける本作は、ウラジミールとエストラゴンを、60歳前後の俳優が務める「昭和・平成ver.」と、三十代の俳優が務める「令和ver.」の2バージョンが交互上演される。「昭和・平成ver.」のウラジミール役には大高洋夫、エストラゴン役には小宮孝泰が、「令和ver.」のウラジミール役には茂山千之丞、エストラゴン役には渡部豪太がキャスティングされた。このほかラッキー役とポゾー役を永井秀樹と猪股俊明が両バージョンで演じ分け、少年役を木村風太が担当する。
上演時間は両バージョン共通で約2時間10分を予定。公演は6月23日まで。
KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「ゴドーを待ちながら」
2019年6月12日(水)~23日(日)
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
作:サミュエル・ベケット
翻訳:岡室美奈子(白水社「新訳ベケット戯曲全集1」)
演出:多田淳之介
キャスト(昭和・平成ver. / 令和ver.)
ウラジミール:大高洋夫 / 茂山千之丞
エストラゴン:小宮孝泰 / 渡部豪太
ラッキー:永井秀樹 / 猪股俊明
ポゾー:猪股俊明 / 永井秀樹
少年:木村風太