「スーパー戦隊最強バトル!!」次回作やるなら?西川俊介「バカVS天才で」
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「スーパー戦隊最強バトル!! ディレクターズカット版」上映イベントにて、左から森高愛、西川俊介、小澤亮太、岸洋佑、坂本浩一。
「スーパー戦隊最強バトル!! ディレクターズカット版」上映イベントが、本日6月15日に東京・ニッショーホールで行われ、キャストの小澤亮太、岸洋佑、西川俊介、森高愛、監督の坂本浩一が登壇した。
スーパー戦隊シリーズのテレビスペシャルとして、2月より4週連続で放送された「スーパー戦隊最強バトル!!」。謎の少女リタによって惑星ネメシスに召喚された歴代ヒーローたちが、5人ずつ32チームに分けられ、それぞれの願いを叶えるため勝負を繰り広げた。
キャスト陣は役の衣装をまとって舞台挨拶に登場。「海賊戦隊ゴーカイジャー」ゴーカイレッド / キャプテン・マーベラス役の小澤が「邪魔するぜ!」と決めゼリフを叫ぶと、客席から歓声が上がった。歴代ヒーローが並び立つ姿にファンが沸き立つ中、「動物戦隊ジュウオウジャー」にも同役で出演した小澤は、本作に出演が決まった際の心境を「わりと早い! オリンピックより早いぞって感じでした」と素直に述べる。「(最初に演じたのは)7、8年前だから、この中で俺だけ老けてるの嫌だなあって。歳の負い目を感じちゃいました」とこぼして共演者たちを笑わせた。
「烈車戦隊トッキュウジャー」トッキュウ5号 / カグラ役の森高も時の流れを感じたようで、自身の年齢に言及。「かわいい!」という声援をたくさん受け、はにかみながら「当時15、16歳でしたが、今は21歳。なるべくツインテール(の位置を)下げてくださいってお願いしました(笑)」と打ち明ける。「手裏剣戦隊ニンニンジャー」アカニンジャー / 伊賀崎天晴役の西川は「小澤くんが、初めましてからクランクアップまで俺のこと『てんせい』って呼んでたんですよ。『たかはる』ですって言っても『てんせい』って」と暴露。小澤が「最近は『さだはる』って呼んでる」と告白すると、西川は「近くなったのか遠くなったのかわからない!」と嘆いた。
「宇宙戦隊キュウレンジャー」サソリオレンジ / スティンガー役の岸は、本編を含め同役を3年ほど演じ続けており「『キュウレンジャー』のグループLINEでスティンガーやるんだって言ったら、みんな『またかよ(笑)』『お前スティンガー好きすぎだろ』って言いながら応援してくれました」と仲間とのやり取りを明かす。また男性陣の中で唯一“レッド”ではない岸は「うちにも岐洲匠(シシレッド / ラッキー役)っていうレッドがいて、不思議な人なんですけど(笑)。今回は大和が一番レッドっぽかった。普段も『俺がやるっす』みたいな感じで」と、本日登壇できなかった「動物戦隊ジュウオウジャー」ジュウオウイーグル / 風切大和役の中尾暢樹の名前を出す。するとサプライズで、中尾からのメッセージ映像が上映されることに。「歴史ある面々が集まり、いろいろな戦隊の方と僕たちで戦うことができて幸せでした」と喜びを語る中尾を見て、岸は「これよ、これ! レッドでしょ! 真面目でしょ!」と共演者たちにグイグイ迫り同意を求めていた。
また「もし次回作があるとしたら“やってみたい”と思うチームは?」と司会者から聞かれると、坂本は「ジャスミン(デカイエロー / 礼紋茉莉花)とか、ピンクとイエローを基本に集めたい。僕も男、いや人間ですから」と答えて会場に笑いを巻き起こす。岸は「お客さんが最近観たいだろうなあって」と前置きし、「横浜流星くんとか山田裕貴くんのレッド以外のインパクトの強いヒーローと、松坂桃李くんとか志尊淳くんのレッドで戦ってほしい!」と坂本にアピール。西川は「僕はバカキャラとしてやってきたので、バカVS天才でやりたい。ラッキーとかも入れて、やり放題。大和みたいなキャラがいない中、どこまで行けるかやってみたい」と希望を述べ、観客から期待を込めた拍手が沸き起こった。
本作のBlu-ray / DVDは7月10日に発売される。
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