「この世界の片隅に」8月に地上波初放送、戦時中のエピソード集めた特別番組も
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「#あちこちのすずさん」ビジュアル
片渕須直が監督、のんが主演を務めた「この世界の片隅に」が、8月3日にNHK総合で地上波初放送される。
こうの史代の同名マンガを原作とした「この世界の片隅に」は、戦時中の広島・呉を舞台に、大切なものを失いながらもたくましく生きる女性すずの姿を描く劇場アニメ。オンエア日翌週の8月10日にはNHKスペシャル 「#あちこちのすずさん~戦争中の暮らしの記憶~(仮題)」の放送も決定した。「#あちこちのすずさん」というハッシュタグは、2018年8月に放送されたNHK「クローズアップ現代+」で、すずのように戦時中を懸命に暮らしていた人たちのエピソードをSNSで募集した際に誕生したもの。
「#あちこちのすずさん~戦争中の暮らしの記憶~(仮題)」内では、番組やSNSなどで募ったエピソードをアニメーション制作会社MAPPAと片渕がアニメ化した映像も流される。スタジオゲストには、片渕、八乙女光(Hey! Say! JUMP)、伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)、千原ジュニアが名を連ねた。
「この世界の片隅に」に約30分間の新規映像を加え、新たに昭和20年の春の物語を紡ぐ「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」は、12月20日より東京・テアトル新宿、ユーロスペースほか全国でロードショー。
この世界の片隅に
NHK総合 2019年8月3日(土)21:00~
NHKスペシャル「#あちこちのすずさん~戦争中の暮らしの記憶~(仮題)」
NHK総合 2019年8月10日(土)21:00~
(c)2018こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会