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有村架純が新津ちせ主演作「駅までの道をおしえて」でモノローグ担当

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有村架純がモノローグを収録する様子。

新津ちせの主演作「駅までの道をおしえて」に、有村架純が参加していることがわかった。

伊集院静の同名小説をもとにした本作では、大切な存在を亡くした少女と老人の心温まる交流が描かれる。新津が愛犬ルーを亡くした少女サヤカ、笈田ヨシがサヤカと友情を育むフセを演じた。また、サヤカの両親に坂井真紀と滝藤賢一、近所で暮らす親戚にマキタスポーツと羽田美智子が扮し、市毛良枝、塩見三省、柄本明、余貴美子もキャストに名を連ねている。

有村は大人になったサヤカのモノローグを担当。彼女は「私も小学生の時にチワワを飼っていたのでサヤカとルーのような、犬と人の心が通じ合う特別な関係に共感することができました」と自身の経験を明かし、「大切に思っていた存在を亡くした2人が必然的に出会って分かり合う、見えない何かで繋がっている。見た目は孫とおじいちゃんみたいですが、年齢は関係なく同じ人間としてそこにいる感じがとても素敵でした」と本作の魅力を語った。

「臍帯」の橋本直樹が監督と脚本を担当した「駅までの道をおしえて」は、10月18日に東京・新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国で公開。

有村架純 コメント

モノローグでの出演は本作が初めてですが、いつもより客観的に役を見て演じることができたと思っています。この作品は、夢なのか現実なのか境目が分からないところが少しフランス映画のようだなと感じました。私も小学生の時にチワワを飼っていたのでサヤカとルーのような、犬と人の心が通じ合う特別な関係に共感することができました。「駅までの道をおしえて」の大きな魅力はサヤカとフセさんとの関係だと思いました。大切に思っていた存在を亡くした2人が必然的に出会って分かり合う、見えない何かで繋がっている。見た目は孫とおじいちゃんみたいですが、年齢は関係なく同じ人間としてそこにいる感じがとても素敵でした。誰もがいずれ大切な人を亡くす、今を後悔しないように生きてほしいなと思いました。ぜひご家族で見ていただきたい映画です。

(c)2019 映画「駅までの道をおしえて」production committe