松本潤が深田恭子と約20年ぶり共演「毎回芝居が違う」「それ絶対褒めてない!」
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「北海道150年記念ドラマ『永遠のニシパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~』」会見の様子。左から深田恭子、松本潤、大石静。
「北海道150年記念ドラマ『永遠のニシパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~』」の会見が本日7月3日に東京・NHK放送センターで開催され、キャストの松本潤、深田恭子、脚本を手がけた大石静、演出の柳川強が出席した。
本作は、かつて蝦夷地と呼ばれていた北の大地を1869年に「北海道」と命名した松浦武四郎を主人公とする物語。幕末の探検家にして地理学者やルポライターとしても大きな業績を残した彼の知られざる闘いがつづられる。
武四郎役の松本は「今の僕と同い歳くらいのときに国を憂いて、未開の地に足を運んで地勢を調べていく。その熱き思いをなんとか体現したかった」と演じるにあたっての思いを述べ、本作を通してアイヌの豊かな文化や、北海道の雄大さを感じてほしいとアピール。急斜面や地面が崩れやすい場所を登るなど、撮影は過酷だったそうだが「大変ではありましたが、役に入りやすくなりました。撮影をしながら武四郎さんの旅をしているような感覚」と笑顔で当時を振り返る。また「松本さんはなかなかオファーの返事をくれなかった」と大石が暴露した際には「若造が引っ張ってすみませんでした!」と立ち上がって頭を下げ、「自分がやっていいのかな?と一生懸命考えました」「この役をやらないと後悔するなと、不安よりも演じたい気持ちが強くなった」とオファーを受けるまでの心境の変化を説明した。
「アイヌの方の思いを丁寧に大切にお伝えできたら」と語ったのはアイヌの女性・リセ役の深田。彼女は、たびたび仕事をともにしている大石から「本当に素晴らしい女優。30代になられてますますいい」と褒められると照れ笑いを浮かべて「涙が出そうです」とつぶやく。高校の後輩でもある松本との共演は約20年ぶりだといい、彼から「いい意味で毎テイク芝居が違う」と撮影時の様子を明かされると、「それ絶対に褒めてない!」と声を上げながらも「日によって見せてくれる顔が違って、もっと一緒にお仕事をしたくなるような方。すごく興味があります」と松本との再共演を望んだ。
「北海道150年記念ドラマ『永遠のニシパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~』」は、7月15日19時30分よりNHK総合でオンエア。BS 4Kでも別途放送される予定だ。
「北海道150年記念ドラマ『永遠のニシパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~』」
NHK総合 2019年7月15日(月・祝)19:30~20:53
※BS 4Kでも別途放送予定