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時代と向き合う映画を鋭い視点で紹介
佐々木 俊尚
フリージャーナリスト、作家
教誨師
18/10/6(土)
有楽町スバル座
キリスト教の教誨師を先ごろ早逝した大杉漣が演じ、死刑囚6人と向き合う物語。作品のシーンのほとんどが無機質な面会室で登場人物も少なく、これで上映時間2時間近くもあるのかと尻込みしながら観たが、スピード感と静謐感が同居する不思議な演出に時間のことなんか完全に忘れ去って引き込まれ、そして最後は打ちのめされた。特に、相模原「やまゆり園」47人殺傷事件の犯人をモデルにしたと思われる若い死刑囚（玉置玲央が好演）と主人公教...
18/10/2(火)
