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落語、講談、浪曲など演芸全般をカバー

長井 好弘

演芸ジャーナリスト(元読売新聞編集委員)

国立演芸場 特別企画公演 演芸大にぎわい ~東から西から~

落語、講談、浪曲、漫才、奇術、バラエティなど、多種多様な演芸団体の代表が一堂に会する「演芸大にぎわい」が今年も国立演芸場で二日間、催される。去年も当欄でおすすめしたはずだが、この会の魅力は“演芸の玉手箱”ともいうべき、ごった煮の味わいだ。普段の寄席ではなかなか観ることのできない珍芸、奇芸、面白芸が次々と登場するさまは、さながら“演芸玉手箱”。とりわけ注目すべきは26日の公演である。「効果音の形態模写」という不思議芸を駆使するこばやしけん太、文化庁芸術祭新人賞を取って上り調子の浪曲師・澤雪絵、上方落語の最高齢、人情噺の桂福団治……。こんな組み合わせには、滅多にお目にかかれない。

21/9/5(日)

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