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劇団四季と宝塚と歌舞伎をこよなく愛する

原田 順子

演劇ライター

四季 東京 『ライオンキング』 劇団四季

現在、東京の有明四季劇場と、名古屋四季劇場で同時上演中のディズニーミュージカル『ライオンキング』。そのうち東京公演は、1998年12月20日、東京・浜松町に建設された旧四季劇場[春]で日本初演の幕を開けて以来、大井町にあった四季劇場[夏]、今年9月からは有明四季劇場へと場所を移しながら、ロングラン公演を今も続け、12月20日(月)には、日本初演23周年を迎えます。もちろん、日本演劇史上最長の記録です。 ついつい、いつでも上演しているからと思って、新作などを優先しがちになってしまいますが、久しぶりに観てみると、やはり素晴らしいミュージカルだなと思います。ライオンだけでなく、ひとりの俳優が表現する背の高いキリン、俳優4人で足を動かす大きなゾウなど、登場するサバンナの動物たちは、マスクやパペット、衣裳などをうまく使い分け、その種によって様々な表現方法が取られていて、ひとつとして同じ手法はありません。 また、ずっと以前、旧四季劇場[春]で観ただけという人は、大井町に移った時に演出が一部変わったため、ちょっと新鮮に感じると思います。劇場のある有明ガーデンには、ショッピングモールやスパ、ホテル、広い芝生の広場などもあるので、休日に家族で買い物や遊びに行きがてら、観劇するのもお奨めです。

21/12/8(水)

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