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劇団四季と宝塚と歌舞伎をこよなく愛する

原田 順子

演劇ライター

四季 東京 『バケモノの子』 劇団四季 5月

4月30日開幕の劇団四季の最新ミュージカル『バケモノの子』。一般向けの作品としては、2004年の『ミュージカル南十字星』以来、18年ぶりに発表する新作オリジナルミュージカルです。 同じアニメーション映画の舞台化と言えば、東宝の『千と千尋の神隠し』を思い浮べる人も多いと思いますが、原作の再現率が非常に高く、ジブリアニメのファンも大満足だった『千と千尋』に対し、四季の『バケモノの子』は、原作のイメージを演劇的に飛躍させた舞台と言えばいいでしょうか。稽古場を見学した原作アニメの細田守監督が、自分もアニメでこういう手法を取り入れればよかったと思うシーンがいくつもあったそうで、特殊メイクやパペット、映像も使って作り上げられた舞台が、どんな風に“飛躍”を遂げているのか、実際に竹芝のJR東日本四季劇場[秋]に行って、確かめて来ようと思います。 渋谷のすぐ裏側にあるバケモノの世界“渋天街”に迷い込んだ人間の少年蓮が、乱暴者のバケモノ熊徹に弟子入りし、反発し合いながらも共に成長していく物語。迫力ある擬闘や、終盤の見せ場、エンディングの感動のナンバーなど、見どころもいっぱいです。

22/4/28(木)

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