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水先案内人のおすすめ

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アニメも含め時代を象徴する映画を紹介

堀 晃和

ライター(元産経新聞)、編集者

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者

20年以上前に会社の先輩と交わした会話を思い出した。「出張の空いた時間に何の作品かも知らずに映画館に入ったら、これが本当に面白くて」。『ジュラシック・パーク』シリーズ計3作(1993、97、2001年)とは関係のないSFものだったが、同様の条件で本作を観たとしても同じ感想を持つだろう。 『ジュラシック・ワールド』シリーズ計3作(2015、18、22年)の最終章。これまでの計5作を観ていなくても文句なしに面白い。恐竜たちのリアルでスリリングな映像、人類との共存という未来を考えさせられるストーリー展開に、映画館を出た時には満足感しかないはずだ。 物語は前作の4年後から始まる。恐竜たちが暮らしたイスラ・ヌブラル島は火山噴火で壊滅。恐竜の一部は島から連れ出され、生息地は世界に広がっていた。「ジュラシック・ワールド」の元監視員オーウェン(クリス・プラット)は何者かにさらわれた恐竜の子供を追って、バイオテクノロジーの巨大企業にたどり着くが…。 サトラー博士(ローラ・ダーン)、グラント博士(サム・ニール)、マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)。『ジュラシック・パーク』シリーズのおなじみのキャラクターが勢ぞろいするのも大きな見所だ。

22/7/20(水)

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