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クラシック業界ご意見番

東条 碩夫

音楽評論家

大阪フィルハーモニー交響楽団 第561回定期演奏会

「尾高忠明が大阪フィルとワーグナー」 快調のコンビ、大阪フィルとその音楽監督・尾高忠明が、9月定期でいよいよワーグナーを取り上げる。わが国のトップレベルのワグネリアン・ソプラノ、カオリンこと池田香織が協演するのも聴きものだ。 プログラムは、ワーグナー初期の華麗な作風の「リエンツィ」序曲に始まり、官能的な「ヴェーゼンドンク歌曲集」に続く。そして後半では、世界支配の権力を秘めた黄金の指環をめぐる神々・巨人・地下のニーベルング族の激闘を描く4部作「ニーベルングの指環」の最後を飾る「神々の黄昏」から、「夜明けとジークフリートのラインへの旅」「ジークフリートの葬送行進曲」、「ブリュンヒルデの自己犠牲」が演奏される。 特に後半の3曲は、並外れて壮大な音楽で、ワーグナーの圧倒的な凄さを存分に味わえるはず。大編成でフェスティバルホールを揺るがせることのできる大阪フィルだから、きっと豪壮雄大な演奏になるだろう。

22/9/14(水)

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