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水先案内人のおすすめ

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落語、講談、浪曲など演芸全般をカバー

長井 好弘

演芸ジャーナリスト(元読売新聞編集委員)

【公演中止】桂南光独演会

上方落語界の雄、桂南光の東京独演会だ。人気、実力ともに申し分のない重鎮なのに、東京での独演会は驚くほど少ない。「僕は内弁慶なのか、東京で落語やるの、気ぃが進まなかったん。それでも最近は、桂文珍兄貴や笑福亭鶴瓶さんに背中を押されて、少しずつやるようになりました」と本人は言っているが、たまに催す会は席数100前後の小さい会場ばかり。大劇場なら確実に満員なのに、何とももったいない話だ。「大きいところで派手にやるより、100人前後のお客さんの前で落ち着いて喋る方が、僕には向いてるんですわ」。今回はおなじみの『小言幸兵衛』と、新たな十八番になりそうな『上州土産百両首』の2席。南光落語を間近で楽しもう。

22/8/29(月)

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