世界屈指のディーヴァ、ナタリー・デセイ(ソプラノ)が5年半ぶりに来日する。
ニューヨーク「メトロポリタン歌劇場(MET)」や「パリ・オペラ座」を筆頭に、世界各地のオペラハウスにおいて聴衆を魅了してきたデセイの魅力は、素晴らしい歌声と可憐な容姿。近年は歌曲を中心にコンサートを重ねてきたデセイが、最高のパートナーであるピアニストのフィリップ・カサールと共に来日するとなればこれは気になる。
プログラムには、可憐な娘や、運命に翻弄されて哀しみに暮れる女、さらには、死を前にした女の魂の叫びなどなど、デセイのさまざまな魅力を引き出す曲目が目白押し。拘束時間が長いという理由でオペラの現場を離れたデセイが望む本来のステージがここに!