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クラシック業界ご意見番

東条 碩夫

音楽評論家

アンドリス・ネルソンス指揮 ボストン交響楽団

「5年ぶりの来日、アンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団」 かつて小澤征爾が29年間も音楽監督を務めていた名門ボストン響。現在の音楽監督はアンドリス・ネルソンス。マーラーの「交響曲第6番《悲劇的》」(9日、13日)、R・シュトラウスの「アルプス交響曲」(10日、15日)、ショスタコーヴィチの「交響曲第5番」(11日、14日)、モーツァルトの「交響曲第40番」(10日、15日)などの他、内田光子を客演ソリストに招いてのベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第5番《皇帝》」(11日、14日)など、重量感たっぷりの名曲を聴かせてくれる。 小澤征爾が離れてからちょうど20年。ボストン響の音もあの頃とはかなり変貌してきた。だが、気品のあるしっとりした音色は、今でもそのまま引き継がれ、それこそが「全米ビッグ5オーケストラ」の中でボストン響が際立つ個性を持っている所以だろう。 8年前に音楽監督に就任したネルソンスはラトヴィア出身で、現在はライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のカペルマイスター(音楽監督に等しい)をも兼任しているという売れっ子ぶりである。なお彼は、11月末に長野と松本でサイトウ・キネン・オーケストラをも指揮することになっている。 ・11月9日 横浜みなとみらいホール 大ホール ・11月10日 京都コンサートホール 大ホール ・11月11日 フェスティバルホール ・11月13日~15日 サントリーホール

22/11/2(水)

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