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夏目 深雪

著述・編集業

メーサーロシュ・マールタ監督特集

1975年に『アダプション/ある母と娘の記録』にてベルリン国際映画祭の金熊賞を獲ったメーサーロシュ・マールタ。ハンガリーを代表する女性監督の作品が5作品、満を持して上映される。 『ふたりの女、ひとつの宿命』(80)は、代理出産のテーマを扱い、代理母を若きイザベル・ユペールが演じている。代理出産によって、夫婦と代理母が三角関係になってしまうのというのは、いかにも起こりそうだが、意外と今まで描かれてこなかった。他の作品でも女性の主体性と同時に女性同士の繊細な関係を描くメーサーロシュらしい作品である。ラストが少し不満だったが、女同士の息詰まる関係は目が離せない。若きユペールの天真爛漫な美しさも眼福。 ほか、特集上映では『ドント・クライ プリティ・ガールズ!』『アダプション/ある母と娘の記録』『ナイン・マンス』『マリとユリ』を上映。

23/5/15(月)

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