オランダ、ロッテルダム・フィルの来日公演に、ソリストとして、今年も引き続き世界の舞台で大活躍中の藤田真央さんが出演します。演奏するのは、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番（今年はラフマニノフの記念年なので、ラフマニノフの演奏会が多い！）。思い返せばこれは、藤田さんが2位になったチャイコフスキーコンクールのファイナルで弾いたレパートリーです。もちろんその後もたびたび演奏しているので、世界を渡り歩いてきた今の、おそらく余裕たっぷりに歌うラフマニノフ、聴いておきたい。 共演は、このところ急にあちこちで名前を聞くようになった1989年生まれのイスラエル人指揮者、ラハフ・シャニさん。ピアニストでもあるので、ラフマニノフならではのたくさんの音符を弾かなくてはならないソリストの気持ちに寄り添いながら、生きた音楽を一緒に作り上げてくれることでしょう。 ※・6月26日　東京芸術劇場 コンサートホール 　・6月27日　ミューザ川崎シンフォニーホール

23/6/15(木)