上野通明は今や押しも押されもしない日本を代表するチェリストです。北村朋幹とデュオを組んで、これまでにも何度も名演奏を聴かせてくれましたが、今回演奏されるのは、ベートーヴェンのチェロ・ソナタ第1番とショスタコーヴィチ：チェロ・ソナタ ニ短調、ヤナーチェクの「おとぎ話」J、そしてブラームスのチェロ・ソナタ第2番。 それぞれ性格のまったく異なるこれらの曲をどのように演奏するのかがとても興味を惹かれます。それぞれの作曲家の思いや人生が、チェロとピアノの音の中から鮮明に、そして生き生きとよみがえってくることでしょう。

23/9/15(金)